”オールド・シネマ・パラダイス”、、時々新作も

長年”映画と愛猫とオーストラリア”だったが札幌へ軟着陸し愛猫も亡くしこの新タイトルで心機一転だ。

”テンプル駅地下診療所のDr. ミルトン”(19年)

もう半世紀も前から”ベン・ケーシー”とか”ドクター・キルディア”など時代を風靡したアメリカ産の医療ドラマは沢山あった。日本にだって離島を舞台にしたお医者さんモノから”赤ひげ”やら近年大人気の”ドクター・X”まで数多く制作されている。医療ドラマは”失敗しないので、、”とか以前聞いたことがあるが今回どっぷりハマっているのがイギリス製の”テンプル駅地下診療所のDr.ミルトン”って言う8話からなるドラマだ。

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原題はそのまま”Temple”だけなんだが(ロンドン市内の地下鉄の駅名)何故か邦題はすっかり内容が判ってしまう程に情けないものに、。何故”地下に””診療所”があるのか?それが一つのナゾなんだがのっけから邦題でネタバレじゃないのか??確かに”テンプル”だけじゃ何の意味があるのさ、、とその理由は判らないでもないがこの邦題は”大きな”親切余計なお世話だよ、。

主演はマーク・ストロング、、

 

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63年、ロンドン生まれ。髪の毛のない役柄が多くどちらかと言えば悪人面、と言うか強面、髪のあったゴドフリー卿役の”ロビン・フッド”はかなり鮮烈な印象だった。テレビドラマと言えば最初にお見掛けしたのは93年の”第一容疑者”シリーズの3、ヘレン・ミレンが上司で彼は彼女の補佐でラリー・ホール役だった。

一時は時期ジェームス・ボンド役にどうか、、と打診されたようだが時間が経過し過ぎてた。これまで決して主役を張るって訳じゃなくて何時も準主役、それもかなり重要な役柄が多いのだが今回の”テンプル”では完全に主役に抜擢されている。

昨晩2話まで見たところだが日本の”ドクター・X”とは違ってかなり深刻なお話だ、笑いの要素は全くなく謎っぽい展開でどんどん進んで行く。過去の場面をフラッシュバックする事でこのミルトン医師が抱えている問題点が明らかになって行くのだが問題児が一人いてコイツに対処していると他の事が疎かになってしまう、でも時間に追われている様子で一話の後半からもう目が離せない状態だった、。

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まあストロング様は主役として、此方は重要な役柄でアナを演じているカーリス・ヴァン・ホーテン、かつてはミルトン医師の奥さんの同僚で医療研究に従事していた、、何処かで見た顔だな~、、、と思ったら”ブラック・ブック”で主演を演じていた女優さんだった。ワタシはてっきりヴェラ・ファーミガの御親戚かな?と見ていたのだが、。それにしても似てませんかぁ?このアナとの絡みが複雑で益々ミルトン医師から目が離せなくなってしまった、。

これからどんな展開になって行くのか楽しみだが残りは6話、家内はいないし冷蔵庫は一杯で腹もいっぱいになったしこんな時こそ雪でも降らんかいな、、っで一気に6時間行ってまうかな??

 一気に最後の8話までいってまいました、、途中気分転換で”ゼロの焦点”(09年)まで見て都合8時間はテレビに釘付けだったかも?最後は次のシリーズに繋がるような終わり方でこりゃ要求不満になりそうだ、、。