”オールド・シネマ・パラダイス”、、時々新作も

長年”映画と愛猫とオーストラリア”だったが札幌へ軟着陸し愛猫も亡くしこの新タイトルで心機一転だ。

”英国王のスピーチ”(10年)

このところHatenaからもすっかりご無沙汰だ。ブログの表示欄に”サードパーティーのクッキーが無効です”と出るので自分のPCを色々いじくって設定を変えたがそれでも毎回出て来る、。おまけにやれブログ名だ、パスワードだ、、と要求されるのにウンザリしている。まあ元より映画館へも行ってないし映画さえ見てないので書くネタもないのだが、。

それに現在進行形で月末には心機一転、隠遁生活にアクセントを着けようと目論んでいる事がある。まあこれまでもオーストラリア時代に遡って細々とはやっていたのだが豪ドルを基盤にFXと資産運用を始動させる予定でいる。個人的には競輪競馬パチンコ麻雀に宝くじまで一切やった事はないしギャンブルはからきしダメだ、数字に強い弱いは関係なく20代の初めに”賭け事は必ずや胴元が儲かる”をプロのギャンブラーから伝授され、それ以降一切手は出さない。

このFXや資産運用にしてもそれに近い部分があるのでは、、?と内心思っていたし絶対に損はしない、、なんて事はあり得ない。現に町の金融業(銀行、証券会社)じゃ外貨投資をやりませんか?と何処も宣伝しているが肝心なリスク面には誰も触れない、。辛うじて小文字で最後の一行に”元本割れの危険はあります”と読めるくらいだ、。

 

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The King's Speech

うん、昨日見た”英国王のスピーチ”を記事にしようと思っていたんだが、。恐らく映画館で見て以来、10年振りだが久し振りに良い映画を再見した。

映画館で見た時も真っ先に思ったが何で2010年になるまでこんなステキな題材が埋もれていたんだろう?イギリスのジョージ6世とオーストラリア人、ライオネル・ローグの物語としても充分楽しめたんだが、、やはりそうなると映画はフィクション仕立てだが背景や起きている事は全部ノンフィクションだしこのジョージ6世は現在のエリザベス女王のパパでイギリス皇室の歴史をこれまで映画化された作品から辿っても実に興味深く見れるのだ。

ジョージ6世を演じたコリン・ファース、それに専属の言語聴覚士として治療にあたるライオネル・ローグにジェフリー・ラッシュ、更にはエリザベス妃として配役されたヘレナ・ボエム=カーターが実に巧いのだ。

物語の冒頭は1925年、大英帝国博覧会で閉会式でのスピーチを父ジョージ5世の代理で行うが吃音症の為スムースに言葉が出ず民衆は落胆する、。そしてライオネルの指導の元、長い苦行をこなし最後の場面は1939年、今度はイギリスがドイツに対して宣戦布告を発表、それを世界中にいるイギリス人同胞に聞かせる為にスピーチをする。これが国民を鼓舞させ軍を奮い立たせる立派な喋り振りで国王としての役割を立派に遂げると言う皇室のサクセスストーリーなんである、、。そんな国王も1952年に僅か56歳で崩御、それを継いだのが現在94歳のエリザベス女王2世である。

やっぱり映画は良いなぁ~、、っと心底思わせる実話ドキュメントである。