”オールド・シネマ・パラダイス”、、時々新作も

長年”映画と愛猫とオーストラリア”だったが札幌へ軟着陸し愛猫も亡くしこの新タイトルで心機一転だ。

”レ・ミゼラブル”(12年)

この映画は因縁の映画だ、、と言うのもオーストラリア時代にFOXが有料配信するようになりすぐに”見たいぞ”、と5.50ドルの課金にOKを出した。ところが当時はそれ程、デジタル化もされておらずマニュアルで電話を掛け、見たい映画のタイトルを機械の音声案内に向かって告げないとダメだったのだ。

そこで”レ・ミゼラブル””レスミゼラブル”、イントネーションを変えて色々試したのだがどうしてもあっちの音声解読が悪いのかオレの発音が悪いのか何回やっても”アナタの言っているタイトルは配信してません”とか”ナニを言っているのか判りません”だとかイッチもサッチモ行かない。

 

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アッタマに来て当時1号室に住んでいたエマニエル夫人(本名)に頼んでホンモノのフランス語で言って貰いそれを携帯に録音、再度FOXへ掛けた。今度は行けるだろう、、と思いきやそれも返事がちんぷんかん、要するに此方の言っている”タイトルはない”、、と返事が来てしまうのだ。多分これはオージー風、英語で訛りながらフランス語を発音しないとダメなんだろう。っで二日もやってもう諦めた。

そんなミュージカル大作である。それがやっとBSNHKさんのお陰で録画する事が出来た。でもその映画、、背景は100%フランスだしジャンバルジャンがパン一枚を盗んで投獄されるヴィクトル・ユーゴーの原作なんだが配役そして言語の歌唱は全部英語だった。これには違和感を感じた、ラッセル・クロウだって英語だし同じオージーヒュー・ジャックマン然り、セリフは全部歌だったとは知らなかった、。

スーザン・ボイル嬢を一躍有名にした”I Dream A Dream”(”夢やぶれて”)もアン・ハサウェイが熱唱するのだがどうしてもスーザン嬢を思い出しちまって。気が付いたら熟睡してた。こうなるともうダメだった、、何とか1時間半は持ち堪えたが途中で沈没、”ザ・セツ”してしまった。

最初にFOXでちゃんと配信されたモノを見ておれば全く印象は違ったんだろうが実に残念な結果に終わった。オシマイ。