フランス国内では公開当時、堂々歴代二位の観客動員数に輝いた大ヒット映画だ。これまで3回程見るチャンスがあったのだが全部ニアミス、なかなか見れなかったがやっとこの週末、FOXのお陰で見ることが出来た。
原題はフランス語でも”Intouchables"、英語のタイトルには”The"が付いている。意味はエリオット・ネスの活躍を描いた”アンタッチャブル”が”触れられない”なら此方も同様で”触れられない同士”みたいな意味ではないだろうか、、。
実話を脚色したお話なのだが当初はテレビでドキュメンタリー番組として制作された。それがご本人、フィリップへのインタビューから映画化へと発展、爆発的なヒット作となった。
主演のフィリップを演じたのがフランソワ・クリュゼ、そして介護人ドリスに扮するのがオマール・シー、、パリ市内そして近郊の田舎町と背景は素晴らしい、やはりパリはどんな映画を撮っても似合うな、、。
ロンドンやローマ、カナダやニューヨーク、ロスアンジェルスにシカゴと何処の都会でも印象の深い映画が沢山ある。それに対して東京を舞台にした映画ってのは、、、余り見かけないかな??”ロスト・イン・トランスレーション”ナンて映画はあったがありゃ殆んどホテルのプロモーション映画だったし、、、古くは大阪を舞台にした”ブラック・レイン”だって舞台設定としては素晴らしいのだが残念ながら日本らしい特徴があって印象に残る秀作は最近とんと見かけない、、。
パリに住む富豪のフィリップは、頸髄損傷で首から下の感覚が無く、体を動かすこともできない。フィリップと秘書のマガリー(オドレイ・フルーロ)は、住み込みの新しい介護人を雇うため、候補者の面接をパリの邸宅でおこなっていた。
ドリス(Drissと書く)は、冷やかし半分で面接会場へやって来る。ドリスは職に就く気はなく、給付期間が終了間際となった失業保険を引き続き貰えるようにするため、採用不可、、を証明する書類にサインが欲しいだけだった。
気難しいところのあるフィリップは、他の候補者を気に入らず、介護や看護の資格も経験もないドリスを、周囲の反対を押し切って雇うことにする。フィリップは、自分のことを病人としてではなく、一人の人間として扱ってくれるドリスと次第に親しくなっていく。とまあこれはwikiの受け売りですが、、。
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