”オールド・シネマ・パラダイス”、、時々新作も

長年”映画と愛猫とオーストラリア”だったが札幌へ軟着陸し愛猫も亡くしこの新タイトルで心機一転だ。

"The Ipcress File" (21年) 原題

これは正統派スパイもので原作はイアン・フレミングとは180度違う作風のレン・デイトンが書いた長編小説が元ネタである。その昔、1965年に映画化されていて当時の邦題は”国際諜報局”だった。主演のメガネのスパイ、ハリー・パーマーを演じたのはマイケル・ケインでこの一本が出世作、一気にイギリスのスパイ界じゃない映画界を代表する俳優さんになった。

それのリメイク版なんだが本国ではシリーズ1の放送が既に3月に始まっている。この6月からは日本でも配信されるようだがナンと配信元がスターチャンネルだった。せめてWOWOWAmazonでやってくれりゃ直ぐに見れるんだが、。このチャンネルになると又、契約しないと見れない、、せめて一本単位なら良いのに月間契約しないと視聴出来ないってのは納得出来ないなぁ~、。

 

 

下のは65年度版でマイケル・ケインが主役のハリー・パーマーを演じている。スパイ作家の巨匠、ジョン・ル・カレとも違う作風だが描かれているのは米ソがスパイ活動で暗躍していた時代、英国は独自に対ソ連スパイ対策部門を運営していてジェームス・ボンドとは対極の地味な活躍振りでハリー・パーマーが活躍する。

 

 

 

こっちは実直そうな若いマイケル・ケインで当時は珍しい眼鏡のスパイだった。今回の新作ではジョー・コールと言う若いイギリス人が配役されているんだがさてどんなスパイ振りを演じてくれるんだろう?

 

そしてこれが当時の映画版テーマ曲なのだが映画の冒頭から印象深く作風にマッチしていたっけ、。


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