”オールド・シネマ・パラダイス”、、時々新作も

長年”映画と愛猫とオーストラリア”だったが札幌へ軟着陸し愛猫も亡くしこの新タイトルで心機一転だ。

新作の封切り時期

オーストラリアのような人口密度の少ないところでももう”インディアナジョーンズ”や”アイアンマン”からジョージ・クルーニー&レネー・ゼラウィガーの”レザーヘッズ”も5月23日の週末から封切られている。特に期末休みでもなく北半球のようにこれから夏休みって時期でもないのだが。

まあ字幕を作る手間がないのでそのまま持って来れば簡単に上映出来るんだと勝手に解釈しているのだが、、。しかし良く考えてみると上映するまでには予告編やら各種イベント、タイアップや色々なメディアを使ってハデなプロモーションを企画するところだがそんな気配は全くと言って良いほどなく新聞の広告欄でも見ていないと何時封切りになるのかか判らない事態が起きる。

日本では大作となりゃそりゃ大変な騒ぎで知らないでいる方が難しいほど、対極的に考えるとオーストラリアは高々人口2千万の国、娯楽が乏しいとしても日本で広告宣伝に巨額を注ぎ込む事を考えると甚だ効率が悪い。まあ極論すれば映画人口の違いに落ち着くんであろうがこれら上映館でも若者に混じっておっさんやおばちゃんの圧倒的な支持を受けている事は確かである。日本の映画館は若者に占領されているかの如く熟年層は極端に少ない事に気が付くのである。当然映画や上映される時間帯にもよるのだが先日週末の真昼間に見た”Bucket List”なんか同世代の人達ばかりであったような、、。

そのシルバー層と言おうか熟年層と言おうかが片寄せあって見ている風情は例え人口が日本の六分の一以下であっても映画館に来るファン層は日本とどっこいどっこいではないのかと思える次第。今度は両国の収益に占める割合とグロス収益でも調べてみようか、、。