”オールド・シネマ・パラダイス”、、時々新作も

長年”映画と愛猫とオーストラリア”だったが札幌へ軟着陸し愛猫も亡くしこの新タイトルで心機一転だ。

エディット・ピアフ、愛の賛歌

主演のマリオン・コティヤールが昨年オスカーの主演女優賞を受賞した伝記である。

これまで何回か見る機会もあったのだがその余りにも悲惨なエディット・ピアフの人生と演じたマリオンのメークが似すぎていて何となく敬遠していた。これまで典型的なパリジェンヌと言うイメージだったので余り汚れ役は見たくないと言うのが本音か、、これが最近の素顔である、、。
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プロヴァンスの贈りもの”と言う映画ではラッセル・クロウと共演していて誠に快活で自己主張が強く、生活力のあるスタイル抜群のフランス娘を演じていたのでそのギャップは凄い。やはり監督、及び配役を担当する人達は我々スクリーンを見て楽しむファンとは違い眼のつけどころが違う、彼女の素顔からエディット・ピアフとの類似点を見出すとは恐れ入る。配役時の監督談ではその眼の色と形が決めてだったそうな、、。そしてこれが劇中演じたピアフのメークである。身長だって170cm近いハズなのにそれをちじめたり猫背にさせたりとと女優さんも大変だがそれを見事に演じている。
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そしてこれが劇中ピアフを演じている場面だが、やはり似ている、、。
映画は彼女の幼年期から1963年までの僅か47歳で亡くなるまでの生涯を描いたものだがそりゃもう悲惨な人生である。こうして見ると後世に名を残す優れた歌手、作曲家、、諸氏は殆どもうアル中かヤク中でいたような。過去の映画化された伝記ものでも”ジョニー・キャッシュ”、”レイ・チャールス”、”ドリーム・ガールズ”の面々、とキリがないくらいだ。この分野では日本人だって負けていない、、。

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これが本物のピアフだが自身母親にはほぼ見捨てられた生活をしていた由、それが実際に今度は自分の子を持った時でも殆ど面倒を見る事なく2歳で亡くしている。親が子に、その人生観や子育て法が知らずに伝授されていたのだろうか、、。


日本ではピアフ=越路吹雪が代名詞、その雰囲気が歌唱力に見事に反映されて曲の良さが一人歩きしているのでピアフ自身のストーリーは余り知られていないのではないだろうか。