”オールド・シネマ・パラダイス”、、時々新作も

長年”映画と愛猫とオーストラリア”だったが札幌へ軟着陸し愛猫も亡くしこの新タイトルで心機一転だ。

”チャーリー”(92年)

イメージ 1伝記映画は星の数ほどあれどこの映画ほど著名人をご本人とは全然違う俳優さんが演じ各国で賞賛された映画も珍しい。

映画のタイトルは”チャップリン”制作されたのは92年だったのだが何故か邦題はファーストネームの”チャーリー”になっている。で主役のチャプリンを演じたのはロバート・ダウニーJr,当時27歳である。その彼がチャップリンの全盛期から72年、アカデミー賞、名誉賞を受賞すべく会場の舞台裏で待機している姿までを見事に演じきった。

ご本人は1889年、イギリス生まれ、77年に88歳で亡くなったのだがその輝かしい生涯を監督のリチャード・アッテンボローがスクリーンに再現してくれた映画である。

配役がこれまた凄い、ダン・アクロイドや実娘、ジェラルディン、アンソニー・ホプキンス、ミラ・ジョジョビッチ、ダイアン・レインケヴィン・クライン、ジェームス・ウッド等など、、、で皆さんこの映画がブレークしたんじゃなかろうか?と思わせる布陣、、原作はチャップリンの自伝が基になっているのだがやはり主演を演じたロバート・ダウニーJr.が素晴らしい。

チャップリンはその生涯において4度の結婚(一人とは内縁関係)、そして10人以上の子供に両手の指じゃ数え切れないほどのお孫さんがいたようだ。サイレント時代は14年から20年代なので無論、我等世代でもリアルタイムで見た映画はない。辛うじて52年の”ライムライト”になるとリバイバルで劇場鑑賞した記憶がある。

この映画でも最後の名誉賞受賞のシーン、舞台裏にあるモニターにはプレゼンターとしてウォルター・マッソウとジャック・レモンが壇上にあがりアカデミー協会の会長を紹介する。そして名前を呼ばれるのを待つ場面で終わるのだが使われた映像は”キッド”だったり”モンダン・タイムス”、”街の灯”、、観客が大爆笑している影で一人涙を拭うチャーリーの姿がとても印象的だ。

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