”オールド・シネマ・パラダイス”、、時々新作も

長年”映画と愛猫とオーストラリア”だったが札幌へ軟着陸し愛猫も亡くしこの新タイトルで心機一転だ。

ハリウッドで成功している日本人

日本人俳優として海を渡り、堂々と主演を演じた人、古くは早川雪洲、戦後は三船敏郎を始め多くの男優、女優さんがいる。日本で生まれその後移住、帰化した人たちにはマコ(岩松信、神戸出身)を筆頭にケイリー=ヒロユキ・タガワ(田川洋行、東京都出身)などがいる、、”ベストキッド”でお馴染みのパット・モリタはカリフォルニア生まれの二世だが近年は渡辺謙を始め国内でも大活躍の俳優さんがハリウッド資本の映画に出演するケースも多くアチラでも知名度は上がっている。
 
一番年齢的にも近くその出演作の多くを見ているのでこの人に焦点を合わせてみた;
 
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実は昨晩も彼の出演作を見たのだがこれじゃどうやっても一体誰なのか、、判らなかった、。映画は”猿の惑星”(01年度版)、もうお面状態だがぱっと被るだけじゃなくメイクに数時間かかるそうな、、。
 
ケイリー=ヒロユキ・タガワです。東京生まれでアメリカへ移住したのが5歳の時とか、、父親が日系二世の軍人さん、母親が旗マリ子、、その母親の弟が歌手の旗輝夫だったとは知らなかった。
 
この芸名のケイリーは母親がケイリー・グラントを好きだったのでとか、、。87年には”ラスト・エンペラー”、88年にはシュワルズネッガーの”ツインズ”でも東洋人として出演、89年には007にも出ている、、この時のジェームズ・ボンドティモシー・ダルトン、、。それからも脇役で特異な風貌から悪役が多かったが数多くの作品へ、、そして93年の”ライジング・サン”ではショーン・コネリーの向こうを張って堂々とサッカモト役、ヤクザのチンピラだったのだがかなり重要な役どころでこれでブレークした。
 
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これなら判るかな、、ちょっと古いのですがこんな風貌です。その後出演作が目白押し、、99年の”ヒマラヤ杉に降る雪”まで14-15本に出ているし”東洋人”の配役にはなくてはならぬ俳優さんとして大活躍です。
 
01年の”パール・ハーバー”では源田実を演じ同年この↑お猿さんも、、。05年には”サユリ”で男爵を演じ(これにはマコも父親役で出演)、09年”Hachi 約束の犬”ではリチャード・ギアの同僚教授を。
 
一番新しいところでは”47 Ronin:"で将軍綱吉を演じているらしいが、、これはパスかな。
 
これら劇場用映画だけではなくテレビドラマにも数多く出ていて古くは”ミッション・インポッシブル”にも出ていたのを発見してビックリしたものだ、、。現在も7-8本に出演、或いは予定が入っていて当分忙しい俳優生活が続きそうだ。ハリウッドからハワイへ居住地を移し日本人=東洋人の図式を覆すような活躍振りである。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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