”オールド・シネマ・パラダイス”、、時々新作も

長年”映画と愛猫とオーストラリア”だったが札幌へ軟着陸し愛猫も亡くしこの新タイトルで心機一転だ。

”シカゴ”、米倉涼子がフォクシー・ハートを、

映画版は2002年にロブ・マーシャル監督で封切られ主演を演じたのはレニー・ゼルウィーガーとキャサリン・ゼタ・ジョーンズリチャード・ギア、、オスカーにも13部門でノミネートされ6部門で受賞する快挙を成し遂げた。
 
今度はそのレニーが演じたフォクシー・ハート役を本場ニューヨークのブロードウェイで米倉涼子が演じている。
 
イメージ 1公開当時33歳のレニーのフォクシー、ボーイ・フレンドを射殺した犯人として逮捕される。一方のキャサリンはヴェルマ役で此方は彼女が憧れる大スター、もうどちらが主演か判らない程だがクレジットではどうもフォクシー役が主演らしい、、現にレニーの方は助演女優賞でノミネートされていた。
 
この大役をステージではナンシー・梅木以来始めて日本人が演じているのだ、、これはもうハリウッドで映画出演した以上の快挙ではないだろうか、、、。
 
 
 
イメージ 2今が一番輝いている時、36歳のブロードウェイ・デビューである。昨年この企画が持ち上がった時からそれとなく気にかけていたのだが遂に辛い英語のレッスンをこなしNYのアンバサダー劇場の舞台に立っている。公演は一週間、それも夜の部だけらしいがこれをきっかけにどんどん本場に進出して活躍してくれないだろうか。
 
日本の女優さんはやれTVドラマだCMだ、劇場映画版だ、その続編だ、、、と引っ張りだこになると大変な忙しさだがこうなったら余りあちこちと活躍の場を広げずにじっくりこんな役柄に取り組んで欲しい。
 
ハリウッドの女優さんだって舞台とは掛け持ちはしてもTVドラマやCMには先ず出ない、そのくらいに集中しないと一芸に秀でることは出来ないと言う事ではないだろうか、、。業界は違うがゴルフ界のホープ、○○君だってデビューした頃からCMやら用具のスポンサー支援料が賞金を遥かに超えているとか、、それじゃハングリー精神も蝕まれるし同世代の海外の選手と比較しても着るものやキャップから小道具まで恵まれ過ぎ、、と言うかナンかチンドン屋みたいに感じるのはおっさんだけだろうか、、??
 
女優さんは旬の時期が短いだけに選択肢も限られるだろうがもう”交渉人”とか”手帖”はやめてこんな舞台に専念してくれないかな、、日本人として誇れる数少ない女優さんとしてもっともっと上を目指して行ってくれ、、
娘も同じ涼子なのでつい応援にも気が入ってしまう、。