”オールド・シネマ・パラダイス”、、時々新作も

長年”映画と愛猫とオーストラリア”だったが札幌へ軟着陸し愛猫も亡くしこの新タイトルで心機一転だ。

管理人には欠かせない道具

新米管理人、2ヶ月近くが経過しようとしている、、。ハテと気が付いたのだが日本のビルなどの管理人には絶対必要じゃない機械、工具類が沢山ある事に思い当たった。

先ずはプール清掃用の網である。まあ網ですくえる葉っぱとか枝なんぞは可愛いもんだ、、プールの内壁や底に沈殿した砂状の汚れ、これらは吸い込みポンプのお陰で巡回する水がフィルターを通すのだがそのタイルに付着した汚れは手動でこそぎ落とさないといけない、、プールが長さ15mx横5m弱あるので75平米、、最深部が2m程度なので3LDKのマンション内部の壁と床をブラシでこすっている感覚になる、、プラス水圧による水の抵抗感、、。古い映画で”カラテキッド”と言うのがあったが車にワックスがけをしてそれをふき取る仕草がカラテの訓練になった、、、それに習ってワタシも下に向かってこする時に Clean Down 上げる時に Clean Up と掛け声を掛けているのだが、、そのうちマッチョマンに変身出来るかな、、?

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それ以外に今度は芝刈り、、、この気候だ伸びるのが早い。しかも芝刈り機で刈るだけじゃダメなのである。それはエッジと呼ばれる舗装された部分と芝の堺目、これをキレイに切り込んでからじゃないと折角芝を刈っても醜くなる、、そんな事は判っちゃいたが実際自分でやってみると重労働ですよ、、こりゃ。

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その次に今度は垣根になる植木部分をキレイに切り揃えないとならない、、これには熟練技術が必要だ。第一そのヘッジャーと呼ばれる道具は小型2サイクルエンジン搭載だが重さが結構ある。それを腰だめ程度なら何とかなるが肩の高さとかになるとこりゃもう持っているだけで腕がびりびりして来る。それにキレイに並行に動かしているハズなのに後ろに下がって見てみると、、、デコボコでまるで虎刈り状態。しょうがないので手動の大型ハサミを持ち出してやっているがそれじゃ日が暮れちまう、、。

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最後はブロワーと呼ばれるドライヤーの大型機械で落ちた葉っぱや枝木を吹いて集める、、これもコツがあってやたら吹いても散るだけ、、要は散らすだけのものだがそれじゃその場はキレイになっても落ちたゴミは余所に吹かれて行くだけ、、それじゃ管理人の沽券に関わるとばかり最後は手動で掃いて集め、ゴミ袋へ入れるのだが、、連日34度とかの炎天下、大変な役目を引き受けたもんだ。

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家内は”アンタはばっかね、、”早朝や夕方の涼しい時間帯にやりゃ良いのにと言うのだが、、どうもやっている姿を住人に見られたくない、、いかにも素人姿のオリエンタルのおっさんがひょこひょこやっている様は絵にならない、、映画にもそんなシーンが良くあった。ショーン・コネリー主演のライジング・サン”やジャック・ニコルソンの秀作”チャイナ・タウン”にも庭師は日系人と決まってたしと自分で勝手に思っているのだが、、。

このウン十年、冷や汗はしょっちゅうだったがダラダラを頭から汗を噴出させながら働いたことはない、、何とか腹回りを10cm、体重を10kg減らそうと心密かに願っているのだが、、その前に心臓がパクパクになるかな。しかし身体を動かすと今度はやたらと腹が空く、しかも喉がめっちゃ乾くのでビールがたいそう美味い、、、(別に大汗かかなくても美味かった)そんなんじゃ折角動いても痩せないじゃないか?