”オールド・シネマ・パラダイス”、、時々新作も

長年”映画と愛猫とオーストラリア”だったが札幌へ軟着陸し愛猫も亡くしこの新タイトルで心機一転だ。

元気で大きくなれよ、、

このオーストラリアでも受刑者たちが盲導犬になる前のパピーケアラーになる事があると先日もTVで放映されていた。アメリカなどでは元々は見捨てられたり迫害を受けて人間嫌いになったワン公たちを立ち直らせるプログラムが発端でやはり社会に順応する事が不得手な受刑者たちが互いに面倒を見るうちに生き物に対する愛情、尊さを知らずに学んでいくと10年くらい前から実施されているそうだ。

我が家にはどんな経緯だったのか飼い主から見放された、、いや逸れたのか、、四郎と言うボーダーコリーとラブラドールの雑種犬が足掛け16年、一緒に寝起きを共にしていた。昨年の11月が一周忌だったのだが先日何気なく運転していて最後を看取って貰った獣医さんの医院前を通り掛かった、、瞬時にその時の事を思い出して運転しながら不覚にも涙が止まらなくなった。

まあラブラドール系の顔は似ているのだがこの写真を見てももうダメだ、、何かにつけて思い出す。現在住んでいるタウンハウスにも何頭かワン公はいるのだが皆室内で飼う小型犬だし彼等を見ているには普段は思い出しもしないのに、、。塀の中の人達にもこれから頑張って社会復帰を願いたいが盲導犬の世界は寿命も短く適応性が厳格だ、10頭無事に人間好きに育ってもそのなかから立派に活躍出来るのは僅か数頭だそうだ。

やっとスタート地点に到達したワン公たち、元気一杯訓練に励んで立派な盲導犬を目指して欲しい。