”オールド・シネマ・パラダイス”、、時々新作も

長年”映画と愛猫とオーストラリア”だったが札幌へ軟着陸し愛猫も亡くしこの新タイトルで心機一転だ。

ボクの英語の原点だ、、。

これは忘れもしない1963年、初めてニューヨークに着いて聞いた”ビートルズ”と言うグループの曲である。時は10月13日、快晴で肌寒い日曜日、パン・アメリカン航空でニューヨークに着きラジオから流れて来たものを聞いたのが最初の出逢いだ。学校では男女関係なくこれに狂喜していた、、。この後、一連のヒットは続くのだが最初聞いた時は遥々演歌の国から来た身としてはどうにもこうにも何が良いのだか、、訳が判らん状態だった。


しかし、そりゃいかんと考え直し最初に取り組んだのが英語の歌詞である。勿論最初聞いた時は何が何だか、、言っている事も判らず意味不明。そこから英語の教材としてまず歌詞、そしてその意味、そしてリズム、こりゃ最後だ、兎に角丸暗記でも良いので何と言っているのかが知りたくて学校でも周りに聞いて回った記憶がある。紙に歌詞を書いてくれるヤツもいたが書いて貰ってもその意味が判らない、、そんでもって辞書と首っ引き、Wannaなんて単語はないんだからそりゃぁもう苦労の連続、、しかしそれが勉強になったんだろう。映画も同様に何を言っているのか判らないから必死でその意味を理解するために何回も映画館に足を運び、メモを取る、、、、大変なモノログ時代の勉強方法だと思う。今なら判らない単語にマウスを充てるだけで意味が出て来るし翻訳ソフトもある、、。

そんな青春時代を象徴する”ビートルズ”だ、、我々夫々の青春がありその場面で色々な思い出を残していると思うのだがボクの青春、そして始めて英語に触れた単語は今思えばビートルズが歌って大ヒットしていた曲ではないだろうか、、ボクの英語の教科書として以降彼等の曲は殆ど全部暗記した、、。もう少し歌唱能力があれば歌手デビューも出来た、、そりゃ無理か。