”オールド・シネマ・パラダイス”、、時々新作も

長年”映画と愛猫とオーストラリア”だったが札幌へ軟着陸し愛猫も亡くしこの新タイトルで心機一転だ。

映画界に君臨するスコット兄弟

映画館に足を運ばせる要素は沢山あるがトニーとリドリー・スコット兄弟の監督の手になるものはかなり無条件で見に行く。二人ともイギリス生まれ、トニーが弟で44年、リドリーが兄で37年生まれだ。彼等の活躍は68年にCMフィルムなどの制作会社を立ち上げたのがきっかけだが兄は77年に初の大作で監督デビュー、弟は85年の”トップ・ガン”で脚光を浴びる、、。

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リドリー・スコット作品一覧
77 デュエリスト (The duellists)
79 エイリアン (Alien)☆
82 ブレードランナーBlade runner)☆
85 レジェンド (Legend)
87 誰かに見られてる (Someone to watch over me)
89 ブラックレイン (Black rain)☆
91 テルマ&ルイーズ (Thelma & Louise)☆
92 1492コロンブス (1492: Conquest of paradise)
96 白い嵐 (White squall)
97 G.I.ジェーン (G.I.Jane)
00 グラディエーター (Gladiator)☆
01 ハンニバル (Hannibal)
01 ブラックホーク・ダウン (Black hawk down) ☆
03 マッチスティック・メン (Matchstick men)
05 キングダム・オブ・ヘブン (Kingdom of heaven)
06 プロヴァンスの贈りもの (A good year)
07 アメリカン・ギャングスター (American gangster)
08 ワールド・オブ・ライズ (Body of lies)

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トニー・スコット作品一覧
83 ハンガー (The hunger)
86 トップガン (Top gun)☆
87 ビバリーヒルズコップ2 (Beverly Hills cop II)
90 リベンジ (Revenge)
90 デイズ・オブ・サンダー (Days of thunder)
91 ラスト・ボーイスカウト (The last boy scout)
93 トゥルーロマンス (True romance)
95 クリムゾンタイド (Crimson tide)
96 ザ・ファン (The fan)
98 エネミー・オブ・アメリカ (Enemy of the state)
01 スパイゲーム (Spy game)☆
04 マイボディガード (Man on fire)
05 ドミノ (Domino)
06 デジャヴ (Deja Vu
09 サブウェイ123 激突 (The taking of Pelham 123)

両監督の作品は殆ど見ているが☆は評価ではなく夫々の代表作と思うものである。やはり兄貴はサーの称号を授与されているようにその映画界における影響力は絶大なものがある。弟のほうは”トップ・ガン”での颯爽たるデビューだが以降”ビバリーヒルズ~”やらどうも二番煎じ映画が多く”スパイ・ゲーム”はスパイものとしての評価は大変に高いが間の二本がさほど評判が高くなく”サブウェイ~”でやっと少し盛り返した感がする。

兄貴はキャストにラッセル・クロウ、弟はデンゼル・ワシントンがずば抜けて多い事に気付く、”アメリカン・ギャングスター”ではデンゼルは兄貴に貸し出された気もするが、、。

面白いのは彼の息子、ジャイクも監督の道を歩みだしたそうだ。65年生まれの働き盛り、これからおやじの後を追って我々を楽しませてくれる映画を撮って欲しいものだ。