”オールド・シネマ・パラダイス”、、時々新作も

長年”映画と愛猫とオーストラリア”だったが札幌へ軟着陸し愛猫も亡くしこの新タイトルで心機一転だ。

サンドラ・ブロック、オスカー初受賞

思えば”スピード”のアニー役でキアヌ・リーブスと共演したのが30歳、それからもう16年が経過してしまった。それが今年、念願のオスカー主演女優賞に輝いた。まずはオメデトウ。

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受賞スピーチは普段からやはりそうなんだと思わせるような早口でまくし立てる感じだが今回の受賞者スピーチのなかでも抜群の出来ではなかったろうか、、。ノミネートされた他の候補者を称えさり気なくジェッシー・ジェームス(ウソみたいな本当の名前のご主人)に賛辞を述べて歯切れ良く感謝。あっさりしていたしそれなりに内容があって又、彼女の才能を見直した。プロデューサーとしてもこれまで1ダース以上の映画を手掛けているのでまあそのくらいは当然か、それより今回”Blind Side”の主人公リー・アンに限りなく環境や性格が似ているような気がする。まさに地で行った演技、配役でした。

オスカーの受賞式自体はこれまでより数段派手なものになりスティーブ・マーティンアレック・ボールドウィンの二人が担当、受賞者には”Win”と言わせず”Oscar Goes To”とこの何年も言わせていたのに今年からは堂々と勝者復活でプレゼンターは全員受賞者を”Winner”として紹介していた事が印象的だった。又、各自のスピーチも簡略化され身内に感謝する時間を省かせたそうな、、従ってメモも読まずに短時間で済ませる事になったがそれでもCFが入るので延々3時間の超大作になってしまった。

予想を完全に覆して”アバター”は完敗、何と”ハート・ロッカー”が9部門にノミネートされ6部門で勝利を収めた。ジェームス・キャメロン監督も元妻には叶わなかったって事か。例年、作品、監督を初め候補作品は殆ど見ているのだが今年は”ハート・ロッカー”させ見ていない。”イングロリアス・バスター”同様にかなりどぎつい場面があるやに聞いてからずっとしらばっくれていたツケだ。最近ホラーは全く無視だが臨場感がある戦争映画も苦手になって来た。

それよりドキュメンタリー部門で”ザ・コーブ”がオスカーを受賞してしまった、、これも予想外だが鯨問題を引きずる日本が今度はイルカでも古来の伝統を全く無視されたまま更に我々日本の食生活を非難されるのではないだろうか、、気になる動向である。