”オールド・シネマ・パラダイス”、、時々新作も

長年”映画と愛猫とオーストラリア”だったが札幌へ軟着陸し愛猫も亡くしこの新タイトルで心機一転だ。

Foxの大サービス期間かな、、?


シーズンに入ると野球のメージャーリーグがリアルタイムで見れるので10年近く前からFoxTVと言う唯一の有料サービスに加入している。それが何故か突然先週から申し込んでもいない映画チャンネルが見れるようになった、、、実は時々出血大サービスみたいな具合で一定期間、加入者にタダで見せて”お宅でも何時でも見れるようにアップグレードしませんか?”と言う企画なのだが、、。

それっとばかりに普段見れない映画を見まくってしまった。しかし見た事を後悔するものもあるし途中で寝ちゃうものからチャンネルを代えてしまうケースまで、、やはりこれと思って映画館へ出掛けるのとは違って手軽過ぎるがゆえその内容もイマイチ覚えていない。

”タイム・マシーン”、リメイク版だがこれはその昔、ロッド・テイラーが主演を演じたものより良いかもしれない、、勿論HGウェルズの原作が基になっている訳で結末はオリジナルと同じだった。ガイ・ピアースはそれなりだが共演の女優さんが、、古い方はイベット・ミニューであれなら現実社会に帰れなくてもいいかな、、と思ったがリメイクの方はイヤだ。設定が今度はアメリカだがオレなら帰って来る。

”地球が静止した日”、キアヌ・リーブスだが、、、彼はやはり”スピード”の続編に出なかったせいかどうも良い作品に恵まれない、、”マトリックス”もついでに見たがこれも公開当時はすっげーCG効果ともてはやされたがもう見るに堪えない、、残念だ。”ハード・ボール”では野球コーチになって少年球児を立ち直らせるがこれ何かは良い方かも知れない。

エンド・オブ・デイズ”、、、こりゃもうエンド・オブ・映画、、、。

大脱走”、”アパートの鍵貸します”、”グラン・トリノ”、、このあたりはもう名画劇場。その前後に”捜索者”、これも良かった、、若きナタリー・ウッドが(この映画以降マリア役以外でトニー・カーチスと共演したコメディ風は好きになれない)とっても素敵だ。映画はジョン・ウェイン主演、ジョン・フォード監督でインディアンに連れ去られた姪っ子を遥々捜して5年間、西部を捜索、背景、配役、脚本、撮影、、全ての点で西部劇史に残る名作だと思う。

”地底探検”、これもリメイク版、オリジナルは配役もよかったし映画としても秀作だがこりゃ、、ダメな部類、第一主演のにいちゃんが砂漠でマミーだけを追いかけてりゃいいのに地底にもぐっちゃ似合わない、、途中で消した。

リプリー”、この邦題もヒドイもんだ、、原題は”The Telented Mr. Ripley”、かのパトリシア・ハイスミス原作の”太陽がいっぱい”。アラン君とは比較するべきじゃないが配役が凄い、プロットもしっかりしていてリメイクと言うより同じ原作を使った違う映画と言う印象だ。原題のようにリプリーに才能があった、と言うより図らずも犯罪に手を染めてしまう、、と言う事で最初から完全犯罪を目論んでいたと才能とはちょっと違うような気がするのだが。

マディソン郡の橋”、これは封切り時に娘やその友人と連れ立って見に行き彼等からは”ナンだ不倫の映画じゃん”とかなり不評であった。まあ連れて行った方が悪いのだが何せ当時、文庫も爆発的な売れ行きで評判も上々、まあ娘達にはダメかな、、とは思っていたのだがオヤジの好みを優先した結果であった。そして今回TVで見るのはそれ以来、、やはり良い映画じゃないですか。フランチェスカがなんとも言えない、そしてキンケイドも、、特に彼女の残された子供たちが母親の心情を思うラストはジーンと来る、、。

何だこうして書いてみると前に見た映画ばっかりだ、、でも見てないヤツは見るに堪えないし、、。しかし一日は24時間、6-7時間は寝てるって事で実働6時間余り、本を読む時間が1-2時間、メシその他身の廻りに2時間、、、PCの前に仕事時間とダブるが更に3時間、残こされた時間は5時間程度か、、それを全部映画ってのもあまり褒められた事ではない、、もっと生産的な或いは有意義な事に時間を使わないといかんな~、、、。