”オールド・シネマ・パラダイス”、、時々新作も

長年”映画と愛猫とオーストラリア”だったが札幌へ軟着陸し愛猫も亡くしこの新タイトルで心機一転だ。

”グリフターズ/詐欺師たち”

アンジェリカ・ヒューストンジョン・キューザックアネット・ベニング主演の詐欺師集団を描いた映画。90年制作なのでアンジェリカはまだ39歳だしアネットは32歳と若い、、。最後まで見るつもりはなくて呼んだ水道配管工事人が来るまで時間潰しだったのだが、、結局最後までハマってしまいやっと来た水道工事人には”あそこだからやっといて、、、”で久し振りに映画を優先した。
 
イメージ 1アンジェリカの役どころは14歳で息子のジョンを生んだ設定、しがない競馬のノミ屋、全国の競馬場を転々とする生活で詐欺まがいもしょっちゅう、、稼いだ金はキャディラックのトランク下に収納している。
 
その息子のジョンは16歳で家出、今は一寸詐欺師だ。口八丁手八丁で相手を安心させ小銭を巻き上げる、、そして稼いだ金は自宅の壁に掛けた絵画の裏に隠してある、、。
 
アネットはオールタイム詐欺師、色仕掛けでこれと思った相手に近づきチームを組んでいる組織力で大きく稼ぐ、、仕掛けた詐欺の仕上げは仲間割れを装って撃たれて血糊を撒き散らして死ぬ、、詐欺にあった本人はこりゃヤバイと一目散、従って追求もされずのうのうとしている、。
 
そんなジョンとアネットが知りあって互いの境遇と素質を見抜きアネットがチームを組もうと持ちかける、しかし母親のアンジェリカはどうもこの話が気に入らない、、最も普段疎遠な二人なんだから別にああだこうだと言われる筋合いでもないのだが、、。
 
そして親子プラスガールフレンドの詐欺師合戦が勃発、、最後まで目が離せない展開となった次第である。この原題にある”Grifter”とはまさに詐欺師の事、三人が夫々の思惑で欲望に眼がくらみアンジェリカはどうもジョンの母親ではないのか、、と思われるところまで発展して行く。実生活では絶対にお近づきにはなりたくない人達だが映画の世界は別もの、、夫々が魅力一杯で映画としてもかなり出来の良い一作であった。お二人とも若くて全盛期、この作品に出たくて破格の出演料を了承したそうな、、まあマーティン・スコセッシ製作だからな、、、。