”オールド・シネマ・パラダイス”、、時々新作も

長年”映画と愛猫とオーストラリア”だったが札幌へ軟着陸し愛猫も亡くしこの新タイトルで心機一転だ。

テネシー・ウィリアムズ

アメリカ文学においてこの人の名前を知らない人は少ないだろう、、。勿論映画化された作品も多くアメリカ映画好きのファンとしては英国のシェイクスピア、、、いやそれほどでもないが、南部を舞台にした作品は忘れられない。
 
イメージ 1このおっちゃんがそうである、、ウィキから、。生まれたのはミシシッピ州、1911年、83年に71歳で亡くなったのだが47年には”欲望と言う名の電車”、映画化にあたってはマーロン・ブランドを一躍スターダムに押し上げた作品、や55年”熱いトタン屋根の猫”でエリザベス・テイラーポール・ニューマンが共演した映画の原作者でこの両作品でピューリツァー賞を受賞している。
 
これ以外にも南部を舞台にした作品を沢山残しているのだがその生涯は決して恵まれてはいなかった、、本人も後年”カミング・アウト”したのだが実はゲイである。しかもご本人は83年、滞在中のニョークークのホテルで喉にモノを詰まらせて窒息死している、、、優れた知性で本を執筆するというのはそれなりに我々一般人には理解を超える感性があるのだろうか、、短く太く生きた人生である。南部を舞台にしたアメリカの良心を描かせたらこの人を超えられる作家は2012年になっても出現していない、。
 
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実はさっきまで見ていたのだがこれは”熱いトタン屋根の猫”でのエリザベス・テイラー、、右頬のほくろがない??だが、キレイだった。現場のスチール撮影では絶対に右側をアップにしたモノは禁じられていたそうな、しかしこれぞ正しく”正統派美女”である。
 
余りに整い過ぎていて当時、普段は映画館を出る頃には誰でも好きになっていたワカモノのおっさんは余り好きではなかったっけ、、と言うかあの”甲高く、上っ面を撫でるような声”が好きじゃなかったんだ、、と改めて今夜映画を見ながら思い出した。家内が”アンタ又、見ているの?”と言うからもう21回目だよ、、と言っておいた。そうは言っても結構主演作を見ているんだなこれが、、その中でも好きな映画は、、”バターフィールド8”や”花嫁の父”、”ジャイアンツ”、、、やっぱりキレイだったよな、。