原作はウィリアム・シェイクスピア、、中、高校と難解な英語を随分勉強させられた、映画バージョンは68年にフランコ・ゼフェレリが監督、その後デカプリオ・バージョンもあるのだがTV用も含めると何とこれまでに38回も制作されている。又、それ以外にも30数本が関連作品として作られているのでもうリメイクがどうのこうのと言っている場合じゃない。ミュージカルの名作、”ウェスト・サイド物語”だって設定はそのままだし、、。
これがジュリエットを演じたオリビア・ハッセイ、撮影時15歳、アルゼンチン生まれでこれがスクリーン・デビューだった。
後年布施明夫人となり男の子が生まれたのだが9年間の結婚生活は89年にジ・エンド、、しかし本当にキレイな女優さんだったし彼女のお蔭でこの映画も数ある同名作品の中でもトップ3に入る秀作である。
そう言えばデカプリオ版ではクレア・ディーンがジュリエット役でデビューしたんだっけ。
このフランコ・ゼフェレリ版の”ロミオとジュリエット”はこの名曲がその成功の蔭にある事も忘れられない。作曲はあのニーノ・ロータである。”A Time For Us 、、”と始まる歌詞だが映画では曲だけで歌詞はなかったような気がするのだが、、。
まあ映画を離れ英文学の学習には必ずや出て来る定番みたいなものなのだが、これとサリンジャーの”ライ麦畑でつかまえて”や”風と共に去りぬ”その他膨大な本は最初はイヤイヤだったが全部読まされた記憶がある、、今じゃもうすっかり記憶も彼方に抜け落ちているのだが。こうして映画を見るにつけ思い出すな、青春時代を、。