”オールド・シネマ・パラダイス”、、時々新作も

長年”映画と愛猫とオーストラリア”だったが札幌へ軟着陸し愛猫も亡くしこの新タイトルで心機一転だ。

”エージェント6”、、スパイ、ミステリー、ハード・ボイルド、、

日頃お世話になっているアマゾンさんから”アナタにお勧めの傑作”、と来たので早速札幌経由で入手したロブ・ロイ・スミスの長編小説、どうして最近は全部上下の2冊構成なんだろうな、、、。
 
イメージ 1さぁて、誰にも邪魔されずに読みますかな、、と先ずは登場人物のページから、、うん、ナンか変だな。この本に至るまでに何かもっと複雑な展開があったんじゃなかろうか、、そこで良く最後のページを読んでみるとなんじゃ、、こりゃ3部作の最後、完結編じゃないか、、こりゃ参った、先日読み終わったスウェーデンの”ミレニアム①②③”と同じ構成だ、、。
 
もっと表紙にデカく書いてくれよな、、タイトルが全く違うし上下しか書いてないから判らないじゃないか。こりゃ買うときの失敗だ、同じ作者なんだからもっと気を付けて選らばねば。で結局読むのを止めてこの前の部分、、を買う手配をし10日が経ってそれがやっと届いた。
 
 
 
 
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これがその一作目の”チャイルド44”である。これもちゃんと上下なので都合”ミレニアム”と同じ6冊になる。読み応えがあるな、。この4日間は世の中はイースターの休暇、しかとグッド・フライデーには働いたので土曜からはもう何もせずただひたすら読書だ。そして昨晩は一気に半分を読み進んで上巻は終了、なかなかハードな小説じゃん。
 
ロシアの大地を舞台にした骨太、スパイもの、ミステリーと言おうか分類が難しいところだがKGBの前身、保安局に勤めるデミトリが主人公で彼が理不尽な仕打ちに耐えて難局を乗り越え、連続殺人の解明に立ち上がる長編作だ。六分の一終っただけではこれからどんな展開になるのか判らないがどうやら早くもハリウッドではリドリー・スコットを監督に映画化が決っているそうな、。これも”ミレニアム”と同じ感じで映画されるのか、、、。
 
 
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此方”グラーグ57”は二作目だ、、どうもタイトルが全部バラバラでフォントも違うが番号が使われている、何か重要な意味があるんだろうか、。まだ最初の一冊だけでは何がなんだか判らない、、もっとも原題は夫々に違うタイトルなのだが訳者が別の邦題を付けているって事はそれなりに意味があるんだろう、。
 
読みながら映画化をする時の配役を考えているのだが、、リドリー・スコット監督だと、、ラッセル・クロウ??ロシアの保安部員で部下に裏切られて僻地に転勤させられる、、ナンかあったな、こんな役柄が、あっ、”グラディエーター”のマクシマスじゃないか??現代劇で柳の下かぁ、、いいかも知れない。
 
文庫で3冊分と言うとやはり長編だ、、”ミレニアム”も同様に6冊を映画3本にしたのでこれも2-3時間で一本の映画にまとめるのは無理かも知れない、かなり端折るかエッセンスだけを繋がないと、、まあ読む方は長くとも別に困らないしそれだけ楽しみが持続出来る。これで今月一杯は夫婦喧嘩ともおさらばじゃい、、、我が家の夫婦円満の術でござる。