週の真ん中だが明日は4月25日、オーストラリア&ニュージーランド、クック諸島近辺は休日である。そもそもANZACとは”オーストラリア & ニュージランド陸軍連合部隊”の略で第一次世界大戦、トルコのガリポリに上陸した日を記念している。第二次世界大戦後は何時の間にかそれが”戦没者追悼の日”になってしまい連合軍側ではなかった我々にはどうも居心地が悪い日になっている、、。
夜明けを期して此処ブリスベンでも市内にあるアンザック・スクエアーでは献花が行なわれ州政府の首相も参列、その後市内をパレードもする。
決して派手なものではないのだが第二次大戦時の参列者ももう数少なくその家族や友人、知人をパレードに引き込み午後は各自公園や裏庭でバーベーキューに興じるのが近年一般的な過ごし方になっている。
この25日に合わせたようにテレビでは毎年メル・ギブソンの”ガリポリ”が放映される。この映画は此方では”名作”の呼び声が高く、小中学校に在学中、必ず一度は何処かで鑑賞させられる程に”教科書”扱いされている。それ以外にも戦争映画週間として古いのは”西部戦線異常なし”とか”バルジ大作戦”から”ナバロンの要塞”まで色とりどりだ。日本人にはこの”ガリポリ”ってのは馴染みが薄いのだが場所は;
1915年4月25日の事だったのだがそれからもう97年が経過している、、しかしいまだに世界の何処かで戦争が行なわれ尊い命が失われている、。