”オールド・シネマ・パラダイス”、、時々新作も

長年”映画と愛猫とオーストラリア”だったが札幌へ軟着陸し愛猫も亡くしこの新タイトルで心機一転だ。

ツルの一声かツルの恩返しか、、、

ツルかハゲか、、、坊主か刈り上げか、、、ツルツルの場合は全く無毛、キレイに剃りあげた状態、ハゲは段々に後退して来て遂に無毛になったケースと色々あるのだが、、。
 
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代表的なのはこの人、ユル・ブリナーである。若くして肺ガンで亡くなってしまったが”王様と私”、舞台でも延べ7年くらい演じているしシャム王=ユル・ブリナーと言うほどのはまり役、この人以外にはこの役の適任者は想像出来ない。後年リメイク版にはチョー・ユンファが挑戦したが流石に制作側も気がひけたのかツルにはしなかった、、。
 
実はこの人もちゃんと金髪系で地毛がある。この映画の成功からツル派になったのだが最初の頃の出演作”ソロモンとシバの女王”ではフサフサと黒髪だった記憶がある。かなり複雑な家庭環境だったそうで父方のロシア系、母方のスイス系からこんな風貌が生まれたとか、、。
 
映画では西部劇から史劇、コサック兵を演じた”隊長ブーリバ”やチャキリスと共演した日米合作、”アシヤからの飛行”とか、”太陽の帝王”などアクション系は片っ端から見ていた。
 
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これが剃りあげる前の本来の姿、、ワタシは家内曰く”大工刈り”、、なのだがそりゃ大工さんに失礼だし、第一”大工刈り”ってナにさ、、と何時も抵抗するのだが極端に短髪でテッペンはそりゃ薄くはなってますがそれでもまだしっかりと生えている、、多分オヤジのDNAだと思うのだがハゲずに真っ白に、かなり早くから自覚しててもう黒いところは、、5%くらい、。それでこのツルに憧れて一度はやってみたいのだがこれも家内曰く、”それをやるにはアタマの格好が問題なのよ”、”ユル・ブリナーみたいにアタマが楕円形でタマゴ風じゃないと、、アナタの絶壁切り落としでデカいのは絶対似合わないからおよしなさい”と毎回散髪に今度こそは、と思いつつ言い出せなくて小さな意声で”何時ものように”と唱えている。
 
それがツルと刈り上げの違いと言うか一歩手前で踏みとどまっている状態なのである。
 
昔、”刑事コジャック”で一世を風靡したテリー・サバラス、、彼も長い芸暦だったが彼の場合はずっとツル、、髪のあった映画は記憶にない、、。
 
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ギリシャ移民、5人目の息子だそうでギリシャ語も堪能だったとか、遅咲きで37歳でやっと俳優さんの道へ、、その時はもうツルだったので髪の毛のある彼を知るファンはかなり限定されるのでは、、。
 
ロスのセンチュリー・シティーを舞台に撮影されたこの”刑事コジャック”シリーズは1973年から78年まで118本が制作されている。何時も棒付きキャンディ(ロリポップ)を加えてこれがトレードマークにもなっているが当時、実生活で禁煙をする為に咥えていたとか、、監督も”まあ、良いか、そのままで、、”結局ドラマの中でも通ってしまったそうな。
 
家内に言われた事を思い返してみると、、そうだなやはり皆さんツルでもアタマの格好が良いよ、、デコボコもないし絶壁じゃないし、こう言うスマートな形じゃないと似合わないんだな、、納得だよ。もうこれからは理髪店で迷うまい、、。
 
 
 
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このショーン・コネリーとかブルース・ウィリスは最初はちゃんと髪の毛があった、、時間の経過と共に少なくなり今は剃ったり刈ったりする必要がないと言うケース、逆に”乗せている”場合もあるので全く反対だ、、、前者とは同じツルでも微妙に経緯が違うんだよな、、。でもこの人の時間の経過の仕方は素晴らしいな、、これならハゲになろうがツルだろうが一切文句はないぞ。
 
それから最期にこの人を、、、これが一番のお気に入りかも知れない、、最初映画で見た時はショックだったが、、やはりこれも格好の良さだろう、、ツルでもハゲでもない要するに”丸刈り”と言うヤツだが、、、これが大好きです!!
 
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強い、、エレン・リプリー、、これは確か3作目だったが憎き”エイリアン”に対峙し一人勇敢に、と言うかイヤイヤなんだが向かう事を押し付けられた役どころ、シガニー・ウィーバーです。