”オールド・シネマ・パラダイス”、、時々新作も

長年”映画と愛猫とオーストラリア”だったが札幌へ軟着陸し愛猫も亡くしこの新タイトルで心機一転だ。

”ダーク・ナイト・ライジング”

まさに暗黒の騎士、やっと見に行けた。映画館め、調子に乗りやがってナンとVマックスで21ドルだと、、。ついこの間まで大人18ドルだったのに、、喉元まで”シニア一枚”と出掛かったがアメコミ”バットマン”をシニアが見るのは気がひける、でそのまま、でも悔しいから映画カードの代わりに駐車場の券を出してやった、、笑われただけですが、でもその目は”Nice Try”と言ってたな、、。
 
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大分時間が経過しクリストファー・ノーラン監督の三部作、最終章である。何せ前作は素晴らしい出来だったしヒース・レジャーが凄まじい演技を見せてくれた、。これも期待一杯でロードショー初日に行く予定だったのだが風邪の影響で大分ズレちまった。本編は3時間40分の長さだし体調が万全じゃないと咳やトイレってのも困るし、。
 
制作費は法貨に換算して230億円くらい掛かったそうな、こりゃもう都心に高層ビルが建つ金額だ、。CG等の画像処理もそりゃ高額だろうがスタッフも膨大な数、既にアメリカ国内の封切だけで採算は採れているとか聞くが流石メジャーと言われるだけの事はある、、この手のブロックバスターはインドや欧米、そして日本がどうやっても追いつけまい。
 
映画はオールスター・キャストを見る感じでゲイリー・オールドマンマイケル・ケインモーガン・フリーマンリーアム・ニーソンからマリオン・コルティヤール、そしてアン・ハサウェイ、、おっと主演のクリスチャン・ベールトム・ハーディまで、、。数あるDCコミックのキャラクター版の一つだがこの映画だけは他のアメコミヒーローとは大分違う、コミックのジャンルを超え架空都市を舞台にした限りなく現実感のあるアクション映画と言えばよいか。以前はゴッサム・シティはシカゴを舞台、と言うかモデルにしていたのだが今回はニューヨークがその架空のゴッサム・シティになっていてこの辺りも見ていて楽しい。
 
音響効果がでか過ぎてセリフが聞き取り難い場面が何箇所かあったがセリフの良さ、登場人物の設定や撮影、やはり期待通りの出来じゃないか、。前作”ダーク・ナイト”も日本での評価より海外での評価が断然高かったのだがこれも多分そうだろうな、、残念ながら日本の評論家先生諸氏には受けないかも知れない、、。
 
おっさんはラスト、もう涙が出るくらい感激したよ、、、これにて完結にしてもう4作目は作るなよ。