”オールド・シネマ・パラダイス”、、時々新作も

長年”映画と愛猫とオーストラリア”だったが札幌へ軟着陸し愛猫も亡くしこの新タイトルで心機一転だ。

ピーター・セラーズ主演の”パーティ”

制作されたのは1968年、もう45年も昔の映画だがこれは時代を感じさせない”名作”です。
 
イメージ 1監督はブレーク・エドワード、共演にクロディーヌ・ロンジェット、何回見ても抱腹絶倒間違いなし、、の爆笑編である。
 
ピーター・セラーズが演じるのはインド出身の売れない俳優、それが撮影現場ではドジばかり、監督から”オマエは首”だ、、宣言をされてしまう。もう二度とハリウッドでは仕事は出来ないようにしてやると言って通達を出すのだがその通達が何故かプロデューサーが開く恒例の”パーティー”の招待状に紛れ込んでしまう、、。
 
その招待状を受け取ったご本人、ナンの疑問も抱かずにそのパーティ会場へいそいそと出掛けて来る事から”悲劇”が始まる、、以下のYoutubeはそのお笑い部分を編集したもんだが、、もう何回も見ているのに又、見直しちゃ一人ゲラゲラ笑っている、。
 
この人はれっきとしたイギリス人で第二次世界大戦では空軍に属していたそうな、、上官のモノマネが講じて後年映画界にデビューする事になったそうだが”ピンク・パンサー”のクルーゾー警部が一番の当たり役だろう、。あのフランス訛りと言うか独特のセリフまわしで一躍スターダムへ、この映画ではインド訛りを駆使してその発音だけでも笑いを誘う、、こんな映画を見るとやはり映画は字幕じゃないか、、と思ってしまう。吹き替えの場合は声優さん、果たしてどんな喋りをするんだろう??
 
残念ながら80年に僅か54歳の若さで亡くなってしまったがコメディを中心に30本以上の映画に主演している。2004年にオージージェフリー・ラッシュピーター・セラーズに扮する伝記映画が制作されているがなかなか彼の芸暦や主演作を獲得するまでの監督との葛藤が上手に描かれていて興味深い一作だった。
 
同じイギリスのローウェン・アトキンス、、”Mr ビーン”とは違ったタイプだが今日は珍しく住人にも邪魔されずにゆっくり楽しむ事が出来た。雲ひとつない晴天続きなので皆さんお出掛けかな??