雲一つないブリスベンは日曜日の朝、もうこれで60日以上、全く雨が降らない。余りの天気の良さに脳が拒絶反応を起こしてしまい一歩も外出する気にもならずまったりを決め込んだ。そりゃ事務所は開けているので用事のあるヤツは来れば良い、と開き直った訳である。
昨晩民放で放映された”ソードフィシュ”(2001年)、まあこれをCMを飛ばして見たかったんですが、。彼は一時オーストラリアの観光大使としてカンタス航空のプロモーション、顔をやっていたのでオーストラリアでは馴染みが深い。我々の世代ではナンと言ってもこれですが、、;
”サタデイ・ナイト・フィーバー”(77年)、でトニー役、ディスコ・キングを演じたのが23歳の頃だった。ニューヨークのチンピラ風情丸出しで毎晩ディスコに通っちゃ踊り明かす、、曲はビージーズ、此方も大ヒットとなり映画も爆発的大ヒットとなった。
映画の出だし、、 http://youtu.be/S21K5wx_P8k
More Than A Woman http://youtu.be/izUsJvCoOQg
遂最近知ったのだがこのビージーズ兄弟、出身はイギリスだが少年の頃、このオーストラリアへ渡りレッドクリフと言う街で演奏活動を開始したそうな、、その場所が我が家から僅か30分程度行ったところだそうな、それは知りませんでした、、。
この映画のあとは引っ張りだこのジョン・トラボルタ、、今度はこんな感じでオーストラリアの歌姫、オリビア・ニュートン・ジョンと”グリース”で共演、ミュージカル俳優として着実な地位を築いた。
まだこんな感じ、、この頃の印象と言うかイメージが一番強いかも知れない。その後もわりと順風に主演作に恵まれコメディーからシリアスな役柄まで何でもこなすようになった。
そう言えばこんな役柄もあったっけ、、;
言われればそうかな、、本人かな??これは本当にメイクで化けたそうな、、映画は”ヘアスプレー”(2007年)。
”パルプ・フィクション”(94年)に出た時には余りに”貫禄”がついてしまいビックリしたがその後も順調にアクション映画で新境地を開いている。”将軍の娘”(99年)とか”パーフェクト・カップル”(98年)(原題”プライマリー・カラー”)ではマイク・ニコルス監督作品にエマ・トンプソンと共演しその素晴らしい演技力は好評だった。
これは大分若い頃なので”ブロークン・アロー”(96年)の頃かな、、、”ファイス/オフ”(97年)では極悪非道の悪人も演じたっけ、。
2000年代にはいるともう一転、かなり凄いおっさんになっている。
← これが一挙に56歳の頃である、、、。映画は”パリより愛を込めて”(2010年)、、凄腕秘密情報局員、チャーリーを演じたのだがこりゃもう007の上を行くような派手なアクション映画、一転二転する展開から目が離せなかった、。
そして映画は”ソードフィッシュ”、、これも一転二転、なかなか真相が読めない映画で共演にヒュー・ジャックマンとハル・ベリー、、以前見た時に彼女のおっぱいがしっかりと拝めるのを覚えていた、、CMを飛ばし飛ばし見るのは疲れる、、。
名うてのコンピューター・ハッカーが空港のセキュリティで保護される。監視の目を盗んで逃亡を図りFBIに身柄を拘束、尋問室へ、、捜査員のドン・チードルが偽の電話に呼び出されている隙に当人と弁護士の二人は射殺されてしまう、、。時を同じくして天才ハッカーだったヒュー・ジャックマンを訪ねてハル・ベリーがやって来る。10万ドルの報酬でハッキングの仕事を請けさせられるのだが、、。
別れたアル中奥さんの元に引き取られている娘のホリーを何とか引き取りたい、しかしそれには又、犯罪に手を染めないと、、やっと2年のお勤めを果たして娑婆に出たのに、、最終的にはジョンが提示する報酬に腰砕け、イヤイヤ手を貸すことになるのだが、、。そんなで彼等の駆け引き、上院議員やらFBI、DEAを巻き込んで話が進んで行く、。最期は意表を突く展開になるのだが、、初めて見た時は何も判ってなかったな、、イヤ全く違う展開だった。そう言う事だったんだ、、改めて見て真相が解明出来た映画でした。