”オールド・シネマ・パラダイス”、、時々新作も

長年”映画と愛猫とオーストラリア”だったが札幌へ軟着陸し愛猫も亡くしこの新タイトルで心機一転だ。

引退した盲導犬、パピーウォーカーの元へ帰る

 
この映像は絶対に反則だ~、、。
 
我が家から車で6~7分と言う近い場所に広大なクイーンズランド州ブリスベン市の盲導犬施設がある。
 
もう帰国されて10年以上が経過するが日本から赴任されていた訓練士の方とは家族ぐるみのお付き合いをしていたのでその施設や各種訓練にはとても馴染みがある。以前うちの四郎を散歩している時も現役を盲導犬として活躍したゴールデンやシェパードがボランティアのお家へ引き取られ散歩中にも良く一緒になった事がある。
 
全く偶然だったのだが良く出合うラブラドールのオス犬、何かの拍子で飼い主さんと話す機会があり”あなた、犬の事をシローって呼んでいるけど、日本の名前?”、、”ハイ、そうですよ。生まれはオーストラリアですが孤児で我が家で引き取ったんです。ネコが3匹いて全部オス、この子が4番目になるオスなので四郎ってつけたんです”、、と言ったら、、”あらっ~、うちの子は日本人の訓練士に躾けられた元盲導犬なのよ、つい最近引退して我が家で老後を過ごさせる事にしたの、、”、”ひょっとしてそのブリスベン盲導犬協会に在籍してたTさんをご存知??”、、それこそ”あんれまぁ~、、、世の中狭いですね。”、、、と言う事もあった。
 
その子の名前は、、ナンといったか、、忘れてしまったがすっかり現役生活を終え、まさにペットそのままの生活、長く厳しい人間を支える仕事から解放されて”ワン・ペット”としてはしゃぎ回る姿がとても懐かしい、、この子”オリバー”にも楽しい老後を過ごして欲しい、、ずっと可愛がって貰うんだぞ。