”オールド・シネマ・パラダイス”、、時々新作も

長年”映画と愛猫とオーストラリア”だったが札幌へ軟着陸し愛猫も亡くしこの新タイトルで心機一転だ。

右目の術後、経過診断

今朝は半年前に手術した右目の経過を診断して貰う為に朝から事務所は閉めてイケ面先生の元へ、ちゃんと8時に着いて術後の経過報告を、もう赤目もなくなりすっかり快調、今日はチャチャと検査をするだけで15分もすれば帰れると思い朝飯は帰ってから、コーヒーも飲まずにやって来た。
 
カロン先生、今日は茶系のストライプスーツに青いワイシャツ、洒落たカフスボタンまで、、ブリスベンでこんなにダンディなお医者さんは絶対にいないぞ、、此方もそう来るだろうと思っていたのでちゃんとプレスのきいたスラックスに同系色の革靴、シャツも半袖だがちゃんと襟付きでキメて来た。まあ普段の制服、ヨレヨレ半ズボンに、ポロシャツ、スニーカーとは大分違うさ、。
 
そこで早速診察検眼機の前へ、右目は視力も回復しているしさっと見てすぐにOK,もう大丈夫ですね、こりゃ思ったより早く終わるかな、、と油断は禁物、今度は左目を慎重に検査するじゃないか、、。そう言えば半年前の診察で何か言われたような、、確かあの時は次回の診察でちゃんと見てみましょうとか言ってなかったかな。
 
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あっち向いてホイ、こっち向いてホイと延々20分以上も検査、、そしてマカロン先生、おもむろにこんな眼の組織図を、。
 
”There are a very tiny hole or tear at the end of your Retina in your left eye's. I should be treated at your earliest”.
 
で、、うんうん、えっ、トリートメントと言うと治療すると言う事ですか?でも今日じゃなくても良いとか言ってません、、。
 
これじゃ前回の抜き打ち手術と同じ手法じゃないかぁ??
 
っでどんな治療を、”Retina にレーザーをあてて治療するんですよ、、” じゃそれって又、手術??”まあね、、、”。
 
運転して来ているので帰りはタクシーか家内に来てもらった方がいいですか?前回の時は帰りが結構大変だったんですよ、、”そうだね、、瞳孔が開いたままなのでかなり眩しいし、出来ればタクシーっかな?”
 
そんな会話をしている間にも先生はもう完全に”ヤルなら、今でしょ、”モード。受付のおばちゃんが費用概算を持って来て書式にサインを、、こうなるともう改めて来ますからとは言えないし、、そのまま項垂れて手術室へ、。検眼機のオヤブンみたいなヤツの前に座らされそのままの姿勢で点眼式麻酔薬を注入、この時点でもう左目は霞んで瞳孔が開いているのが自覚出来る。手術そのものは先生がレーザーガンでワタシの左目の奥を攻撃しているような感じ、、目ん玉の奥にどうやってレーザー光線を届かせているのかは知る由もない。最初はナンでもなかったのだが何発かレーザーを発射するうちに後頭部がガンガンと痛くなる、、そんな説明はなかったぞ、、でも署名させられた書類には書いてあったような、、そして気が遠くなるような15分が経過、、”ハイ、リラックスして、終わりましたよ”。
 
 
 
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今回は休憩もなしに帰って良いそうなので清算して一ヶ月後のアポを取り一歩外へ、、イヤー、ギンギラギンに太陽が照りつける。もう両方の目は開いておれない、此処でタクシーを呼んでも又、車を取りに来ないといけないし家内を呼んでも時間は掛かるし面倒だ、、そこでしっかり帽子を被り二重にサングラスをかけて紐で帽子に止める。誰か知った人に出会ったら誠にみっともない姿だが背に腹は代えられない。
 
手術中の緊張したそのままの格好で約7分を運転して我が家へ帰り着いた訳であります。朝飯どころかもう昼飯時じゃないか、、。帰ってしょぼつく左目を見開いて一体どんな手術だったのか検証してみると、、おいおい、こりゃ”網膜剥離”じゃないかぁ???英語で簡単にTearとかHoleとか言われ、うんうんと頷いていたのだがそれって”き裂”や”穴”って事だよ、、漢字でこうやって書かれていたらそんなに簡単に手術を受けられたかどうか、、。原因は加齢、、目ん玉が大きい場合網膜に負担がかかり易い、、とか書かれているがもうやっちまった事は取り返せない。又、術後一ヶ月検診で何かあったらどうしよう、、眼は二つしかないからもう大丈夫か??
 
しかしドッと疲れた月曜日だった、、、横になったらそのまま2時間も寝ていた。明日の手術を思って悶々と寝れない夜を過ごすのといきなりやられてどっと寝るのとどっちが良い??オーストラリアも捨てたもんじゃないか。
 
 
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