遂にやられました、、、。”夜の大捜査網”はシドニー・ポワチエとロッド・スタイガー主演の６７年の秀作だが金曜日の晩に我がペッパートリータウンでは大事件ば勃発、まさに”捜査網”には至らずも”大騒動”でした。
主役は；
金曜日の夜、１０時頃だかに帰宅するとお隣のタウンハウスの前庭に男性がグッタリと寝込んでいる、、その周りには近所の住人が二人、携帯電話で救急車を要請中、、更に部屋を見ると煙が充満してけたたましく煙探知機が作動中。
遂にこんな日が来てしまったか、、。
暫くすると今度はコイツのご登場だ、、こんなのが２台、、サイレンを鳴らしながら敷地内へ突入して来た、、。これまでの”長き”人生に置いて自分で救急車や消防車の要請はした事がない、、１１０番だって掛けた事がないぜ、。それがこの４年ですっかり馴染みある風景になってしまった、、まあ今回も自分で要請の電話をした訳じゃないのだが、、それに消防車の出動は始めてだよ、。救急車やお巡りさんはもう６回くらい経験している。
顛末は、、２９号の住人、５０代半ばの寡婦暮らしのおっさん、、どうも自分で料理をしていてすっかり寝込んでしまったような、、煙探知機が作動したが本人は全く気付かずそのまま、、お隣の住人が何時までも止まない探知機に気付いて駆けつけるとソファでぐったり、、それを外へ運び出し救急車＆消防車の要請となったような。
幸い煙が充満しただけで出火には至らず、調理台のフライパンには真っ黒焦げの魚が残っていた。消防士が放水していたら、、と思うとゾッとする。この程度で良かったと胸を撫で下ろしたのだが、、本人は煙を吸い込んでいて意識も朦朧、救急車で最寄りの病院へ行って貰い消防車の方は三々五々引き揚げて行った。
どうも薬を服用していてそれがアルコールと一緒になりこんな騒動を引き起こしたらしい。映画の世界じゃ皆さん普通にやっているのだが現実にはそうはいかん、、。翌日の土曜日（昨日)本人も退院、事務所へやって来たが、、、、管理人の一言”You Are Fired！！””２週間の猶予をやるので出て行って欲しい！”、良い歳をしたおっさん相手にもっと年上のおっさんが言い渡すのはちょっと酷だがこりゃもうやむを得ない。別に賃貸契約書に”火事騒ぎをしたら契約廃棄”とは記載されていないが、、これまでも挙動不審が続き丁度半年の契約期間も満了するのでやはり出て行って貰う事に、、。
恐らく８０代だと推察されるご両親が近所に住んでいて当初は両親の面倒を見たい、、殊勝な申し出で入居したのだがこの半年の間は全くその逆、ご両親を呼び出し救急車を手配した事が数回ある。この晩もご両親には此方から緊急電話をかけて、病院にも帯同してもらう、、思わず”息子さんの面倒を逆に見るのは大変ですね、、”と言ってしまった。
色々ある事は覚悟していたが遂にこんな事態が起きてしまった、、。この４年でプールへのイタズラ騒ぎに始まって家賃踏み倒し事件、室内めちゃめちゃ事件、盗難から救急車騒動、、に水道管破裂事件や大型バイク乗り捨て事件、そして火事騒動、、”神よ、この哀れなおっさんにまだ試練を託すお積りですかぁ？？”と叫んだ週末であった。
