”オールド・シネマ・パラダイス”、、時々新作も

長年”映画と愛猫とオーストラリア”だったが札幌へ軟着陸し愛猫も亡くしこの新タイトルで心機一転だ。

アンタが大将っ!!~

イメージ 1日本でも報道されていたのでご存じの方もおられると思うが、、このワン君、オーストラリアじゃブルーヒーラーと呼ばれ農場などで活躍しているキャトル・ドッグの一種だ。

昨日の夕方のテレビ・ニュース、それに朝刊にも大きく取り上げられていたのだがこのワン君、マックスが迷子になった3歳になる幼児に雨中、一晩中寄り添って暖かく守り翌朝救助にやって来た救助隊を幼児がいる場所まで案内して無事保護されたのだ、、。

その幼児が迷子になった農場はうちから車で40分も走った所なんだが夕方、このマックスと一緒に出掛けそのまま一晩も行方が知れずご近所さんから消防団から警察署まで総出で大捜索、翌朝になってやっと保護された。自宅の農場から僅か2kmくらいの茂みに二人寄り添っていたそうだがこのマックス君、実はもう17歳で耳も悪く視力も落ちているそうな、、人間でいけば私より数段先輩か?

オーストラリアも最近悲惨な事故、事件、が多い、このニュースの直前にはティーンエージャーの3人組、深夜レクサスを盗んで大爆走、、信号無視で交差点に突っ込み信号が青で直進して来た若い新婚ホヤホヤの二人が巻き込まれ助手席にいたご主人が即死してしまうと言う事故があった。最寄りのセキュリティカメラの映像では大破したレクサスから大慌てて逃げ出す3人が捉えられている。もしすぐに救助なり救急車を呼んでいたら奥さんの方は助かったらしいのだ、、呆然と事故現場に立ちすくむ夫君の両親が気の毒でならない、。

そんな事件やドラッグ絡み、それにカワードパンチと呼ばれる酔っ払い同士の喧嘩騒ぎはもう日本の比じゃない程に連日報道されている。人口比率から見ればブリスベンゴールドコースト地域は200万人程度っきゃいないのだ。っと言うことは日本に当てはめると埼玉市が120万人ちょっとなのでそれプラス近隣の川口、川越、所沢市が合わさった程度である。それにしちゃ犯罪率は天文学的な数字に、、それに家庭内暴力だの火災だの先の交通事故など、、ビックリするくらいに多いのだ。

まあ強いて言えば日本はそんな人口/密度でもじいちゃんばあちゃん率がめっちゃ高いが此方ではそんな事はなく”事件を起こしそうな世代”が70%を越しているとかなので人口は少なくても面積が広く警察の目も届かない、そんな土地柄じゃ、即ちやりたい放題って事になるんだろう。

そんな気が滅入るような事件が多い中でのこの”忠犬ハチ公”ならぬ”老犬マックス”、は心が温まるタイムリーな嬉しい出来事だった。幼女もマックスも双方無事で本当に良かった。何時までも可愛がって貰うんだよ、、。