一年で今が一番寒い南半球のオーストラリア、そこで今、熱いカモ対決が、、。何故か今年は真冬だっちゅうのにカモが大量に押し寄せて来る。そりゃ公園などで見かけるのは誠に可愛いもんだし一昨年は巣まで提供したのだが敷地内、それもプール際に大量の落としモノは困る。全くもって管理人泣かせ、、毎朝見回りに行くのが怖くなる、、カモのお陰でストレスが溜まってじゃ笑い話にもならないのだがカモのやつ、土曜日曜には関係なくそれも此方の営業時間を見事に外してやって来る。どうも落とした○ンの鮮度からいくと明け方に落としていくような、、。
そこで遂に立ち上がった管理人、宿敵カモに宣戦布告をしました。それがこれっ、、；
ジャジャジャーン、、ざまあみろい！！これで参ったか！！
そうです工事現場などで良く見かけるブルーのシートをプール一面に張り巡らしたのです。
しかし市販のシートなのでサイズが上手いこと合いません。横は３．５mとまあまあなんですが縦が７．５m、、それじゃ足りないので更に５mのシートを買って来て継ぎ足し、、しかしやっているそばから風に吹かれて飛んで行く始末、、危うく掴み損ねて二度ほどプールにドッポンになるところでした。何とか合計８箇所をロープとクリップで止め風に飛ばされないようにするのに延々３時間を要しやっとこさ完成です。
こんな感じです。水の中にも大量に落としてくれるのでこれで水面には来ない、、それとプール周辺のタイル部分、此処にも重点的に落とすのでこうしてプラスチック製網目を張り巡らしカモが歩こうとしても足が引っかかるように、、。
これまで毎日のようにプール周りの落としたモノを履いて、水洗いしてたのでこれで少しは防御出来るカモ、、。
このプールの外側には広大な市立公園があり川も流れているとか、、ナンでそっちへ行かないのか不思議です。
昨日これを全部仕掛け、今朝は恐る恐るどうなっているか見に行ったのですが、、ナンとこのシートの上に多少水がありそこに落としているのにはビックリ、それとこの網目の外側にもポツポツと落としてありこれまでよりは大幅に少ないのですがそれでも這いつくばって掃除をしないとダメでした、、。
今、アメリカ産のフクロウの置き物、それもソーラー仕掛けで首振り機能が付いているとか、、それと木から吊るすキラキラテープ、、これらをアマゾンさんでお取り寄せ中なので第二弾として来週には導入出来るでしょう。今回のカバーシート、、ロープその他で１００ドル、フクロウその他が７０ドル、、大枚１７０ドルの投資です。
えっ、管理人が毎日這いつくばって掃除すりゃそんなにお金が掛からない？？多分そう言う事を言う住人がいるだろうな、、、、でもご安心を、何処かのアホ議員みたいに号泣言い訳はしません（笑)。実は落とした○ンの成分かなんだかがプール周りのタイル（サンドストーンと言う砂仕立ての柔材)で表面にシミを作ってしまいます。それを今度は水圧の高い水噴射機で掃除すると表面が剥げて来るのです。これは全部先日の管理組合の寄り合いで報告済み、、従ってこれっきゃ方法はない、、と言う事で事後承諾。それでも泳ぎたいってアホな住人が出て来たらどうしようか？？？
そして次はコイツ、、長いものでは幹の部分が１．５m、、、枝の部分が３mにもなります。それを先ず茂っている木から落とす、それがもう全体で２０kgはあるくらいで重いのなんのって、、それをこうして引きずって来て左の大型ハサミと電動ノコを使って４つくらいに切り分けます。
この切っている最中に葉っぱの先っちょが右目をかすめてしまい最終的には手術を強いられたのですがこの幹部分が固くて強い、、組み合わせれば孤島を脱出する浮き筏は充分に作れます。
そして切り刻んだヤシの木の残骸をこうして１m四方のガーデンベイルと呼ばれる庭木廃品回収業者へ、、４週間に一度こんな布袋二袋を回収に来るのですが何時も一杯です。これだけじゃ足りないので実は様子を見ながら普通のゴミ缶にも分散して捨てているのですが、、。日本みたいに”燃えるゴミ”分別もうるさくないので余裕のあるゴミ缶に放り込むのは管理人の采配です。
カモ退治にヤシの木始末、、これらが片付けば芝刈りなんか簡単なものです。
冬の間、多分１０月の始めくらいまではこうしてカモとやり合わねばならないでしょう。しかし自然は多いしこんな住宅地へ飛んで来なくても良いものを、、それに暖かい所を求めて南下するのが習性じゃないのかな、、南半球とすれば暖かい場所を求めて北上か、、、するともっと南のシドニーとかメルボルンからブリスベンを目指して飛んで来ているって事になるのだろうか？？？困ったもんです。
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