”オールド・シネマ・パラダイス”、、時々新作も

長年”映画と愛猫とオーストラリア”だったが札幌へ軟着陸し愛猫も亡くしこの新タイトルで心機一転だ。

日本とオーストラリアの特別な関係

このニュースは現地に暮らす日本人には嬉しいし心強いものがある。この数年は日本が表立って出るニュースはやれ捕鯨だ、訴訟だ、、シー・シェパードは悪くないだのと言われるばかり、日常生活では回転寿司がいたるところに出店しているし日本食に対する考えも大きく変わって来ているのにどうも肩身の狭い感じがしていた。それに回転寿司のカウンターで小さな金髪の子供が上手に箸を使い海苔巻きを摘んでいる場面などは我々が当初オーストラリアの大地に足を踏み出した88-89年頃には想像も出来ない事だった。
 
只、残念なのはその回転寿司にしろ他のレストランにせよ日本人が直接経営している店舗は殆どないと言う事、、その殆どが中国、或いは韓国系資本のお店で働いている社員、100%がアルバイトだが、、が日本人の学生さんなり留学生なりワーホリで来ている若者だけと言うのが現状だ。まあ在住している日本人が極端に少ないと言うのがその理由なんだろうがこれはちょっと100万都市のブリスベンにしては寂しいかな、。何でも領事館に届け出が提出されている邦人はゴールドコーストと合わせて1万人にも満たないそうな、それにはオージーと結婚してやって来る若い女性は増加傾向でもこのナン十年と住み着いていた熟年世代が日本へ引き揚げてしまうケースが増加している、、とこれは領事館の窓口で聞いた事なのだが将来も中国、韓国系と違い邦人が増えると言う要素はないらしい、、因みに台湾だけを見てもこのブリスベンに移住して来ている中国系移民は4万人を軽く超えるとか、、。
 
そんな中でのこのニュース、昨日は此方の民放でも一斉に取り上げられ”Shinzo Abe”は一躍オージー達にも覚えて貰えた事と思う。確かに輸出入量では中国が上を行くのかも知れないし街に出ると電化製品や車は韓国製が目立つ。今や白物家電に日本製を探すのは困難な状況だし携帯電話からパソコンまで圧倒的に韓国製が優位に立っている。この”特別な関係”を構築し”日本、此処にあり!!”と少し大声を挙げて連呼しても良いでしょう。バブル期には何でも日本人が買い占める、、とかそのうちに日本人に占領される、、とかバカな事を言っていたメディアやそれを扇動した一部議員さん、、、昨今の中韓の凄まじい物欲攻勢や人口流入を見れば日本人のやる事なんか可愛いもんでしょ???