”逃亡者”は日本に入って来たテレビドラマの草分け的存在で奥さん殺害の容疑でアメリカ中を横断して逃げる無実の主役、リチャード・キンブルをデイビット・ジャンセンが演じた。それが映画化されハリソン・フォードが主演を演じたのが93年、、追う側の連邦保安官を演じたのが今じゃ宇宙人のトミー・リー・ジョーンズだ。そのサミュエル・ジェラードと言う役柄を単独で主演に据え映画化されたのが今度は”追跡者”、、原題は”U.S.Marshalls"と言う連邦保安官である。”逃亡者”に続編が”追跡者”、、こりゃ巧い邦題じゃないか??
どうもこのU.S.Marshallと言うのが不可解だったのだが司法省に属し主に;
逃亡した被告人・連邦囚人の逮捕も、連邦政府の主要な機関としての役割を担う。マーシャルサービスが逮捕した逃亡被告人および囚人は、ほかの機関が逮捕した人数よりも多い。ほかの連邦・州・地方または国際組織に対し、逃亡者捜査の幇助、訓練をも行っている。by Wiki
らしい、、FBIとはどう違うのかと普段から疑問に思っていたのだが同じ連邦政府でも犯罪者を取り締まる立場とは微妙に違うって事がやっと判った。
”逃亡者”では完全にハリソン・フォードが主役だったがこちらの”追跡者”ではジェラードが主役、やはり無実の罪で追われるのはウェズリー・スナイプス、昨晩久し振りに見たのだが”逃亡者”ほどのプロットではないもののトミー・リーおじさんの魅力が満載された息もつかせぬアクション映画に仕上がっている。
だが離陸してまもなく、彼を暗殺しようとした他の囚人が誤って窓ガラスを割った事から機体は急降下しオハイオ川に墜落し、事故に乗じてシェリダンは消える。其処から無実を晴らす為に真相を究明するシェリダンと追う側のジェラードとの追走劇が始まる。
このトミー・リー・ジョーンズさん、、生まれは46年、長い下積み時代を経て始めて映画界にデビューしたのがかの”ある愛の詩”(70年)とかなり遅咲きだ。その後はテレビ時代が長く70年代後半になってやっと数本の映画に出演、、。
91年に出演した”JFK"でやっとアカデミー賞、助演男優賞にノミネートされ映画界で脚光を浴びる。スティーブン・セガールの出世作、”沈黙の戦艦”(92年)で極悪犯人役を演じこれからめきめきと頭角をあらわす事になる。
それからは”メン・イン・ブラック”シリーズが大ヒット、、保安官から宇宙人まで幅広い活躍を続けている。
日本国内じゃすっかりこちらの方が人気だしお茶の間でも愛されているようだ、、。
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
にほん映画村」に参加しています:もし気が向いたらクリックお願いします♪。