”オールド・シネマ・パラダイス”、、時々新作も

長年”映画と愛猫とオーストラリア”だったが札幌へ軟着陸し愛猫も亡くしこの新タイトルで心機一転だ。

”64”連続ドラマ

明け方、、最近は5時過ぎには明るくなる、、ふと耳を澄ますと”シトシト、、”と音がするじゃないか、、これに”ピッちゃん”と音が入ると子連れ狼、拝一刀になっちまうがこりゃ恵の雨だ、嬉しいじゃないですか、本当に久し振りの雨です。実は一昨日、昨日と肉体を酷使してもう身体中がキリキリと痛い、足腰を曲げたり枝を落としたりその落ちた枝を袋詰めしたりと働き詰めだったので今朝、雨の音を聞いただけで思わず頬が綻んで来る。でもう起きる前から今日は休業宣言、。

その筋肉痛の根源になったのがコレ、、
イメージ 1敷地の外壁部、一般公道に面した壁、これが40mちょっとあるのだがこの壁面を綺麗に塗る事が寄り合いの議題になり承認、ペンキ屋を選定してやって貰う事になった。

そんなに大げさな作業ではないし管理人でも出来る作業なんだがこの環境整備は組合費から捻出するのでオレがやってその費用を頂くって訳にはいかず業者へ依頼することに、。見積もりではペンキ込で650ドル、まあ妥当な金額なので何時も頼んでいるおっちゃんへ、。

やはりプロは手早い、4時間程度で汚れを落とし二度塗りの完成だ。そのおっちゃん、、”ハイよっ、終わったよ””壁に沿って邪魔になっていた木の枝は落として置いたからね”、、、で帰ってしまった。じゃ後片付けでもすっか、、と昨日外壁に沿って歩いてみると、、

イメージ 2参ったな~、、、こんな1m四方の布のずた袋二つが目いっぱいになるほどに枝が散乱している。それもデカくて太いヤツは切り刻まないとこの中に入らない。そんなで多くの歩行者が通る場所だし早くやらねば、、と気がせくし。

まずは通り掛りの歩行者に見られるのもイヤなので長くて太い枝はそのまま敷地内へ引っ張ってきちゃノコギリで切り刻んでいく。そんなで孤軍奮闘二時間余り、、おっちゃんが外壁を塗っていた時間の半分を使ってやっとこさ全部きれいになった、、これが今日だったら雨でももう作業は中止だったのだが、、。

ペンキ屋のおっちゃんもこれは想定外だったとは思うがオレも想定外だよ、、この2時間分の肉体労働は誰が払ってくれるんだぁ~。

そして横山秀夫原作のテレビドラマ化、、と言うだけで買っておいたDVDを、タイトルは”64”(ロクヨン)と言う。NHKが今年制作して日本では5月に5夜連続で放映されたばかりの警察ドラマである。何でも来年には劇場映画化が決定しているそうだが過去に映像化された一連の横山秀夫作品は見逃さず見ている。

”64”と言うタイトルは昭和64年から来ている。奇しくも我々がオーストラリアへ辿り着いたのも日本でロクヨンを済ませた翌年、、即ち平成元年だった。ドラマはその年に起きた少女誘拐事件(フィクション)を題材にしている。

イメージ 35話あるシリーズを一挙に3話まで見たのだが主演がピエール・瀧、奥さん役の元ミス県警が木村佳乃、で見ごたえのある刑事ドラマ、、いや警察ドラマと言った方が良いか、。

でもどうも最近のNHKさん、、放映された時間が10時からとあって一体どんな視聴者を狙って制作されたのか、、ちょっと首を傾げざるおえない。

テレビ離れが顕著な若者風にしているようなそうでないような、、かといってシニア層を相手にするには時間が遅いし、、。民放の刑事ドラマの方がもっと歯切れが良いし脚本も音楽も断然に良いのだが、、音響効果にしてもそりゃお金は掛かっていそうな雰囲気はあるのだが何となくそぐわないし脚本にしても”次は絶対こう来るぞ”と思っていると全くその通りのセリフだし、意外性に欠けるのだ。

イメージ 4ちょっとNHKのサイトを覗いたらこの主演のピエール・瀧は”昭和の顔”っぽいので主役に抜擢されたとか、、そんな表現をされたご本人は一体どんな感想を漏らしたのか、、。

原作は捜査一辺倒で犯人を追いつめるじゃなくて警察内部の権力闘争や部下を無理やり従わせる上司が描かれていてそれが又、横山秀夫の良さなのだがこの辺りの描写がイマイチ、、これは画像作りと時間をやたら遡る手法が上手く機能していないからにほかならない。昨年だったかやはりNHKが必死こいて制作したフィリップ・マーロウの日本版、アレはひどかった、、今回はソコまではひどくないのだがどうも乗れそうで乗れない、、そんなここまでの3話だ。残り2話で挽回してくれよ、、、。


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