”オールド・シネマ・パラダイス”、、時々新作も

長年”映画と愛猫とオーストラリア”だったが札幌へ軟着陸し愛猫も亡くしこの新タイトルで心機一転だ。

”ラブ・アクチュアリー”(03年)

明日はクリスマス・イブです、、、何故か管理人としてはメッチャ忙しく、暑いクリスマスですがこの時期に見なきゃいけない映画は、、これっきゃないでしょ、舞台は100%北半球ですが、。それがこれ”ラブ・アクチュアリー”、、原題は”Love Actually"、(”本来それは愛でしょ”)03年に公開された映画です。

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12年前に制作された映画ですがこれはこの時期に見る”バイブル”みたいな映画と言ったら言い過ぎか、、まさに定番映画だと思うのですが、、。偶像劇、昔ならオムニバス形式とでも言うべき展開でクリスマスのこの時期、オーストラリアじゃ日本じゃ及びもしない暑い季節でちょっと映画の背景とは違うのですが、、。

クリスマスをテーマにした映画はそりゃアクション、ロマンス、沢山ありますがこれはやはりほんのり、ふんわか、、見終わって気持ちが優しくなる、。イギリス映画界が世界に贈る素晴らしい映画です。監督、脚本はリチャード・カーチス、、それに配役が凄い、、皆さんそれこそギャラなしで奉仕したんじゃないの?とでも言いたくなるような豪華なものです、、無論この映画がキッカケで映画界で人気が出たと言うケースもあるのですが、。

ビル・ナイ、、、このおっちゃんはイギリスでは絶大な人気を誇る俳優さん、辛辣な言動そのままにこの映画でも”ロートル・ロッカー”を演じてます。

コリン・ファース、、、今じゃ飛ぶ鳥を落とす、、どころか鳥が勝手に落ちる俳優さん、そりゃコメディからアクション、スパイ物と何でもござれのオールマイティ。

リーアム・ニーソン、、、今やアクションヒーローですが、この頃はどっちつかず、多分ご本人も色々あってどうしようか悩んでいた時期だと推察されます、、、。

エマ・トンプソン、、、普通のイギリス家庭の奥さん、、ダンナが浮気をしているんじゃなかろうか、、と疑心暗鬼になる役柄、でも子供二人はいるし”揺れる眼差し”。

キイラ・ナイトレー、、、若い人妻、、晴れて一緒になった人がいて幸せ一杯なハズなんですが、、、これも”揺れる気持ち”、、。

チワテル・イジャフォー、、、この頃はまさか”12年も奴隷に”なるなんて思ってもいなかったハズ、キイラと結婚はするんですが何となく影が薄い、、。

ヒュー・グラント、、、ナンとイギリス国の首相ですよ。チョイと軽いかなと言う印象ですが、、アメリカ大統領(ビリー・ボブ・ソーントン)を相手にした見せ場もあるし、若い官邸勤めのお嬢さんを好きになっちゃうし、、困った首相くんです。

ローラ・リンリー、、、爺さんファンには堪えられません、、昔はかなり色々な映画で画面の登場にトキメキましたよ。

アラン・リックマン、、、あのハンス・グルーバーですね、この映画じゃ出版社の社長さんでエマトンのご主人、自社の若いエディターにグラグラ、、と震度5くらいの反応を示してしまいます。

それにチョイ役ですがローウェン・アトキンス、”ミスター・ビーンズ”とそりゃもう豪華絢爛、この季節に見ない訳にはいかない秀作です。

夫々が何の関連もないように見える逸話ですが、、終盤のクリスマス・イブ、それに向かってみんなが走っている、イヤ、努力していると言うお話です。一昔前なら、こんな映画を夫婦でみれば又、”来年一年、お互い頑張ろうね”なんて言っていたような気がするのだが、、今夜は、、、ナンであの人がこの人と繋がっててどんな関係なの??と隣でうるさくてしょうがない、、”もう一回一人でじっくり見ろよ、”。そんな事を言うからいかんのだが、、明日のイブはもっと優しく、”何回でも一緒に見てやるよ”、、でもオレはもううん十回見てるからなぁ~、、、。

我が家は”ラブ・アクチュアリー”あらず”Love Is Where?"邦題を付けるとすると、、”愛は何処へ、、?”かも知れない、これは下手に訳すと問題じゃないか??


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