”オールド・シネマ・パラダイス”、、時々新作も

長年”映画と愛猫とオーストラリア”だったが札幌へ軟着陸し愛猫も亡くしこの新タイトルで心機一転だ。

ワイキキ VS サーファーズ

地名から行くとホノルル市にあるワイキキ・ビーチ、一方はオーストラリアのゴールドコースト市にあるサーファース・パラダイス・ビーチとなるのだが、、遥々そのサーファーズから一時間半に住んでいる我々のような住人にとってどっちがより魅力的な観光地なんだろうか??

イメージ 1こちらはダイアモンド・ヘッドを背景にしたワイキキの浜辺、初めて見た時は”えっ、こんなに狭いの?”っと驚いたものだが今や高層ビルやホテルが立ち並びその近代化たるや、凄まじいものがある。この喧噪を避けて他の島や未開発の地区へ足を延ばす”通な観光客”も多いと聞く。確かにワイキキの大通りは終日買い物客でごった返しているし人にぶつからずにまっすぐ歩くのは難しいかも知れないのだが各レストランやホテルは徒歩圏だし便利な事この上なし、。

イメージ 2そして此方がサーファーズを中心にしたゴールドコーストの海岸線。同じようにホテルが林立し白くて長い浜辺が延々と続く楽園である。近年作られたホテルに関してはどちらも遜色ない、至極快適で広さも充分あって値段までほぼ同じかも知れない。

しかし一番の問題点はその”文化”の違いである。ハワイはポリネシア文化を背景に何処からともなく聞こえてくるハワイアン・ミュージックの心地よさがある。オーストラリアはそりゃアボリジニの文化はあるのだがこんな場面にはちょいと違和感が、それにこれも歴史の違いなんだがオーストラリア魂は”みんな仲間さ”的発想でレストランにしても店舗にしてもお客さんも店員さんも同じレベル思考になっている。

ハワイはやはりお客さんを楽しませてなんぼの世界、そりゃチップの世界だがポリネシア文化は何処までも陽気で親しみやすく相手をもてなす事が当たり前となっている。オーストラリア風に”アンタも楽しめよ、オレも楽しむからさ”が田舎っぽくて気さくで好きと言うファンも勿論多いしその点、若い世代には抜群の人気があるのも無理からぬ事だ。

ホスピタリティ産業にしてもホテルやレストランサービス専従者のほぼ90%がアルバイト、仮の姿である。ハワイはどちらかと言うと日本に近くウェイターやホテルのフロントを経由して昇進していく道もある。オーストラリアのレストラン業の半分以上は俳優志望者だとか聞いた事もあるのだが将来、マネージメントに就き正業として進みたいと言う若者には残念ながら出会った事がない、、こんな事もそのサービスの背景にあるのではないだろうか?

とジジイになった今、プールサイドに寝っ転がりながら過去を思うのである。今日は孫も両親と遠出しているし夕方まではゆっくり出来る、、ブリスベンのエリーに電話する前にさて少し昼寝でもするか。これが本当の休暇さ、、、ばあさんや~、、ありゃ、呼んだらもう寝てた。

↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
にほん映画村」に参加しています:もし気が向いたらクリックお願いします♪。