”オールド・シネマ・パラダイス”、、時々新作も

長年”映画と愛猫とオーストラリア”だったが札幌へ軟着陸し愛猫も亡くしこの新タイトルで心機一転だ。

前の自宅が売りに出た、、。


何時かこんな時が来ると思っていた。今日は例の金曜日、せっせと仕事を終え、ちょいと気になる事があったので”ユーチュベ”を検索していたらこんな動画に出くわした。

これは何とその昔、、とは言っても僅か7年前の事なのだが”四郎”や”エリー”は無論、、”モノトン”や”ブリッキー”に囲まれて住んでいた家で我らがそれを売って今の管理人業にのめり込んだ直前の家、、それがこうやって売りに出ていた。しかも担当しているのが同じおばちゃんだし、、こんなケースってそんなに多くはないだろう??何せ自分の住んでいた住居が売りに出されその様子がこうして動画にアップされている、、こりゃ心境複雑ですよ~、。

この家には丁度7年住んだ。購入時はそれこそ100件近い物件を探し回り、、まあ家内がその80%を見て回りおっさんは精々20%程度、、でもこの家は通りのどん詰まり、目の前は公園と言うか緑地帯、しかも通りが全部俳優さんの名前と来ている、、此処は”ホフマン”通りだが交わる通りは”バルドー”、、それに向こう側は”デ・ミル”だし”シナトラ”や”ポワチエ”とか”コネリー”やら”シレント”まであった、、、。もうこれだけでおっさんは夢見る心地だった。

まあ通りの名前は映画にファンにとっちゃインパクトがあったが立地が抜群だった。実はこの家じゃなくて別の物件を見に行く予定だったのがそっちの約束の時間が早過ぎて、何処かで時間を潰す事に、たまたま道路際で空いている箇所があり車を留めてフト見ると何やら不動産屋のおっちゃんらしき人物が”For Sale"の看板を出そうとしてしていた、。

うん、こりゃ良さそうな物件じゃないのかい??と思わずそのおっちゃんを呼び止めて”何ですかその看板は、これ売りに出すんですか?”と聞いてみた。そして15分後には”買います”と手をうっていたって訳であります。その不動さん屋のおっちゃん、”長年この商売やっているが看板を出そうとしててその場で売れたのは初めての経験だべ~、、”と語っていたのが懐かしい。そりゃ向こうもビックリしただろうが家内も大焦り、、また私がトチ狂ってロクに検証、、”精査”もせずに手を打とうとしていているのを見てヒヤヒヤもんだったらしい。

しかしこれが見事に大当たり、この家はかなり気に行っていた。それが愛犬”四郎”を亡くし、ここならまんず猫たちには最適な環境だぜ、、と言っていたのに”モノトン”がこの家の前で交通事故に、、更には”ブリッキー”がある日突然”Gone Baby Cat"になってしまった。そんなで買った時の決断も早かったのだが今度はもうイヤだ~、、となって売る決断をしたのも早かった。

そして売りに出したら翌日に買手が着いた、、これには実際かなり焦った、、でもやはりこれってオレだけがこの物件を高評価した訳じゃないって事の証明にならないだろうか??それがこうして再度売りに出ている、、どんな経緯で売りに出されたのかは知る由もないが、、恐らくもう瞬時に売れちまっているとは思う、、我々から買った人へ、それがこうして転売、、と歴史が作られて行くって事になるんだろう、。それにしても住んでいた家がこうしてYoutubeで売られているとは、、びっくりな世の中ですよ。ダメだ、、四郎やニャンたちを思い出しちまったよ、、。


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