中国料理屋はその歴史、住み着いた住人の数からいってもオーストラリアでは断然多い。本来そんな事があってはいけないのだが食材を生で提供する料理はなく全てに火が通るので調理場などではその衛生面から見ると日本料理屋の職人さんとは扱いと言うか慎重度がちょっと違うように思う。
このブリスベンは州政府の方針、規則がかなり厳格で(準亜熱帯地方と言うのもその理由)抜き打ち検査も良くやっているし業務停止命令を受ける大小のレストランも結構ある。つい先日もチャイニーズ所有の6箇所あるチェーン店舗が抜き打ち検査の対象になり炒飯に不適格な混合物があったとかで全店が閉鎖された。
まあこれがきっかけって訳ではないのだが”寿司=手袋”の論議が2~3年間からエスカレートしている。そりゃ機械の握り器でシャリを握り、ネタを上に乗っけるだけの工場もどきの大量生産場所では手袋でもしてくれないと困るのだが、、。カウンター席に座り”アイよっ、お待ちっ”と出て来た職人さんが手袋をしていたらどうでしょう??

もう大分昔だが、とある寿司屋のカウンター、、若いK国の兄ちゃんが威勢良く握っていたのだが何と薬指にバンドエイドが、、、流石にこのおとうさん(当時は)、怒りましたよ。そんな暗黙の寿司屋ルールも知らずにカウンターに立つなと言い放ったのですがその兄ちゃん、スイマセンと言って今度は手袋を、、、もうすっかり食欲は失せてました。

回っている寿司屋にしか行ってない人間が語る資格もないのだが州政府はどうやら手袋を義務付けたい意向とか、、。でもなぁ~、、先日サブウェイで手袋をして調理したおねいさんがレジの前で片方を外したのは良かったが左手はそのままで自然に小銭を右手から左手に持ち替えていたっけ、それにあの手袋、、、10分もしていると中は汗で凄い事になっている。そんな事を判っているんだろうか??寿司の酢はそもそも殺菌効果があるんだし職人さんは爪の手入れを怠らず水道水でしょちゅう洗っている、それの方が断然好ましいと思うのはジジイの遠吠え?
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