毎年イヤでもやって来る会計監査、今年も１１月にやって来た。オーストラリアの通常の会計年度は６月が年度末で翌７月が新年度になる。ところがうちのような”個人商店”で州政府から発給されるライセンスなるお墨付きに基づいて運営している業態では”始めた月”或いは”免許更新時”が会計年度と定められている。その免許の更新が１２月３日となっていて今年も州政府から”アンタ、更新するのしないの？”と書類が送られて来た。
これが結構面倒なんである。無論更新するのにお金もかかるのだが”無犯罪者証明”の提示も義務つけられているのだ。昨年と全く業務内容も同じで登録者にも変更がなければ署名してサインしてお金を払えば大体はOKとなるのだがその申請書に”年度末会計監査”の書類を添付しないといかんのだ。
誰にやって貰っても良いと言うのではなくこれが又ちゃんと会計監査の資格を持っている業者でないとダメなのだ、、従って普段お世話になっている税務処理関係の会計のせんせには頼めないのだ。全くクイーンズランド州っちゅうところはこうして順繰りに資格のある人間を使いこなさないといかんのでこんな微々たる商売にも専門家のお出ましとなる、、ついでに言えば各種書類には今度は弁護士せんせが作った書類がいるのだ。何となく”みんなで商売しましょうね？”みたいな気分だよ。
そして今朝８時半に”必殺会計監査人”のデイビットがお出まし、、、最初の頃はこっちも要領が判ってなくて、、と言うか先方の言うことが理解出来ずに結構時間がかかり膨大な書類をひっくり返しちゃ”これはなんの支払い？”、この”家賃は何処から？”っで質問攻め、、やっている本人があやふやなんだからデイビットはそりゃもう可哀想なくらいだった、日本のドリップ式コーヒーがお気に入りなので出したら自分のラップトップにこぼしちゃったっけ、、、それがもう６年前になる。
そうです今回の会計監査が実に７回目、即ち丸７年もやっているって事になるんだ、もう流石にこのアホ爺でも要領は覚えた、、エクセルの図表を酷使して作成した家賃収入もバッチリ、支出だって１セントの狂いもなく僅か３０分程度で完了さ。
後はこの報告書を更新書に添付して州政府の担当窓口へ送付するだけ、、無論”無犯罪者証明”が降りなかった場合はそんなに簡単にはいかんそうですが、(*´∀｀*)。
これでライセンスの更新に７００ドル、会計監査に６５０ドルで来年の１２月まで”管理人やってなさい”って事になるのだ。しかし実に早い、丁度このブログにのめり込んだ時期と合致しているのだが昔から映画でも”７年目の浮気”なんてのがあったしこれまでの住居歴を見ると妙に７年ごとに変わっているんだな、別に７年を意識している訳では絶対にないのだが前回、引っ越して来たときは四郎とモノトン、それにブリッキーも亡くし茫然自失、７年間住み慣れた家をもう嫌だ～っと売ったんだ。
仕事の面でも事業を畳んだ時期と合致してそんなに大きな倉庫兼ガレージも不要になった。そして何気なく眺めていた新聞広告につられてこの管理人へゴー、、免許を取得するのに途中何回か挫折しかけたが何とか”管理人免許皆伝”なるものを州政府から取得、ずっとやって来ている。その前はリゾートホテルでやはり都合７年、同じ家に住んでいたしその前の７年は単身赴任半分でブリスベンと北に１０００kg離れた街と行ったり来たりの毎日、、なので我が家では７年ってのは一つの区切りの年数になっているのかも知れないぞ、、、。
さて次の７年が終わる頃は一体何処でナニをしているやら、、００７が新・ボンドになって二作目くらいかな？初日の初回に映画館へ駆けつけている事は間違いない！！アハハ、、やっぱりオレはノーテンキだ、、、。
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