”オールド・シネマ・パラダイス”、、時々新作も

長年”映画と愛猫とオーストラリア”だったが札幌へ軟着陸し愛猫も亡くしこの新タイトルで心機一転だ。

勇気ない追跡

勇気ある追跡”はジョン・ウェインが主演した69年に制作された正真正銘の西部劇だ。監督は西部劇の第一人者ヘンリー・ハサウェイ、そして何と言ってもジョン・ウェインにオスカーの主演男優賞をもたらした秀作だ。後年、10年にコーウェン兄弟監督によりリメイクされその時の邦題は原題、”True Grit”をそのままカタカナ表記、それも素晴らしい作品で主演を演じたジェフ・ブリッジスはオスカーで主演男優賞にノミネートはされたんだが惜しくも受賞は逃した。

そして時を経て18年、”勇気ない追跡”を辛くもかわしたのがこのワタシ、追って来ていたのはオーストラリア国の税務署だぁ~、、。オーストラリアの会計年度は7月が新学期で翌年の6月に終了、その期間の税務申告が義務付けられている。その18年度版申告をやっとやり終えたのです。無論それらは何処も同じ複雑怪奇な世界故、知人の公認会計士に託した訳だが18年度分はこれで無事完結、残るは19年度分の本年、7~10月の4か月を申告するだけになる。

その為にわざわざオーストラリアで使っていたパソコンのハードドライブを取り出して日本へ持参、ああだこうだと色々あって過去のデータを全部呼び出し新しくしたラップトップに移植、そうやってやっとこさ過去のデータを見極めることに成功したのです。今回は一応事業を売却しているのでその事業を買った時の詳細まで必要だった、、それってもう10年も前の事なのでパソコン内部を検索し過去のメールを全部検証し必要なフォームやら当時の必要経費の詳細やら購入額と今回の売却額の比較を添付して申告する事が出来たのです。

イメージ 1オーストラリアではかなり昔から日本で言う”マイナンバー”みたいなものが導入されていてこれでもう半端ない追跡を食うのです。”日本へ行っちまったので、”、等と言い訳は聞いてもくれず遅れれば徴収課税、それも金利付きで、、そりゃもうかなり厳しいのです。

我等レベルじゃ司法取引もないし恐らくオーストラリアだったらゴーンさんはとっくの昔にゴーンじゃかなろうか??それにしてもこちとら1億円の宝くじ~、、と祈り続けているってのにその10倍が年収かぁ??

まあ細やかなところでこれで一番の苦手役所の追跡をかわし今夜は美酒に酔いしれる、、イヤ、酔いしれたいのだ。今夜はずっと引きずっていた懸案事項①をやっと処理完結した気分です。残るは②、、コイツは最大の難問なのだが、、