”オールド・シネマ・パラダイス”、、時々新作も

長年”映画と愛猫とオーストラリア”だったが札幌へ軟着陸し愛猫も亡くしこの新タイトルで心機一転だ。

刺身三昧の晩飯

日本の方にはナンだ普通の刺身盛りじゃん、、と思われるのだがこのオーストラリアの”肉社会”に置いてはそれはそれは貴重な夕食なので御座います。

そもそも新鮮で刺身で食えるモノ、、となったらホタテ、イカ、サバ(それでも全部冷凍ですが)以外には業者から直接サーモンやハマチを仕入れないと家庭の食卓には絶対に上がらないのです。それがまあ何とやはり持つべきは友人なり、、やっと朝から働き詰めだった金曜日が終わりさて今夜はどうするべぇ~、、と思っていたら。このブリスベンへやって来て以来の唯一の知人で数少ない日本料理店を経営するおっちゃんからの差し入れがあったんです。

恐らくお店のメニューから検証すると量的にはこれなら4人前はあるだろう、、すると80ドル(?)は行くど、、80円換算でも6400円って事になる。頂き物をお金に換算しちゃいかんがそのくらいが新鮮なお魚の”相場”なんです。

イメージ 1日本酒を片手にもうこれだけで充分、、と言うかちょっと持て余し気味でしたが最後は手巻き寿司にして二人で殆んど完食、、。

エリーにもお裾分けと思ったのですがコヤツ、オーストラリア生まれのせいかお魚には一切興味を示さない。試しにこの生のお魚を切り刻んだモノと猫缶、それにドライのカリカリと3種を並べてみたら、、最初に缶詰、、、暫くしてカリカリをとどうも”お魚咥えて逃げてった、、”とはいきませんでした。

何せ新鮮じゃなきゃ刺身では食べれない、昔は、サーモンを刺身で?と抵抗があったもののオーストラリアのサーモンは大海を泳いでいるので問題はないらしい、それにマグロやウニだってかなり日本へ引き取られて行っているそうな、そんな状況下、食材は身近にあっても我々のような食べ方をしないので一般家庭には普及しない、そんな状況らしい。現にイタリア、ギリシャ系の人たちはタコやイカは平気だがそれ以外の買い物客は避けて通っているような、、まあ彼らにしてもそのまま生で食べる訳じゃないしそんなに鮮度に拘る必要はないのか??

そう考えると日本人の食生活は贅沢だよなぁ~、、毎食違ったものを、それに季節感いっぱいの野菜だって豊富だしそれなりに品種改良もしている。オーストラリアのスーパーでごく普通に売っているピーマンとかトマトなんかトンでもない。品種が違うのさ、、と言われりゃそれっきりだがあの肉厚のデカいピーマンじゃチンジャオロースは絶対に出来ないし、トマトを切ってそのままみじんに刻んだ玉ねぎを乗せて食べるったって皮を剥かんと固くてどうしようないのだ。

そんな文句を言いながら今日はコンビニでお惣菜を買って来るか?、、横丁のお肉屋さんで揚げたてのメンチを買う?散歩がてらアソコの店先て売っている焼き鳥は?それともデパ地下で選り取り買ってくるか?そんな食生活を夢見ているのである。さて何とか元気でナンでも食えるうちに実現しないと”アレはダメ、これもダメですよ”何て医者から通達を受ける前にやらねば、、、っとこの刺身盛りを食べながら意を新たにしたところであります。

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