”オールド・シネマ・パラダイス”、、時々新作も

長年”映画と愛猫とオーストラリア”だったが札幌へ軟着陸し愛猫も亡くしこの新タイトルで心機一転だ。

読書は大切ですよ

イメージ 1この女性、名前はカルシー・リーズさん、今年のクイーンズランド州の”ティーチャー・オブ・ザ・イヤー”に選ばれた私立校の先生だ。

色々な理由があるのだが一番審査員が評価した点は”全ての学級レベルに置いて読書力向上”に貢献した事らしい、、。

この問題は過去にも大きく取り上げられているのだが就学児童が近年極端に”読書”をしていないそうな、、従って書けない、読めない、理解出来ないの三重苦でそれを何とか改善しようと提唱し、実践している事が評価された。

これは他山の石として日本でも早期に取り組み必要が大アリと思うのだが、、この生まれながらにスマホを手にして来た世代には警鐘として自覚して欲しい。それじゃなくても読書する時間は年々減少、それに街の本屋さん自体が無くなる危険に晒されているような、。映画界だってもう字幕は読むのが面倒だ、、とか読めないなんて事が現実に起きている、これは大問題ではないだろうか??

先のカルシー・リーズ先生は先ず親御さんにも焦点を合わせ家庭内に置いて就寝時に本を読んで聞かせる事を奨励している。”もう寝なさい!”と言う以前の話で恐らく年齢的には2~3歳ではなかろうか?無論まだ乳児には理解が出来ないもののこの習慣が大切な一歩になる由、、そして保育園、幼稚園と一貫して読書に親しむ時間を確保していくと言うのが彼女の主張である。

読めば至極あったりまえの事なのだが恐らく日本のママには”忙しくてそんな事は出来ない”、”いや、それは保育園なり幼稚園でやって頂戴”とかなるんだろう、、でも最初のきっかけ、”良いクセ”を子供に植え付けるのは親の責任だ。このクイーンズランド州でも全く同じ状態、、両親は共働き、忙しくで教育は他人任せ、でも子供が寝る前の数分は誰にも確保出来る時間だとこの先生は仰っている。

我ら還暦世代と比べるのはちょいと無理があるのだがガキの頃はテレビが辛うじて家庭に進出し始めた時期、無論色は着いてないしそりゃ娯楽が家庭にも入り込んで来たと喜んだものだがそれ以前は読むことしかなかった。何故かマンガは読売新聞の4コマ漫画、轟先生しか記憶がないし別に親から寝る前に本を読んで聞かされていた記憶もないのだが、、、そりゃ覚えはないよな、。記憶のある限り、初めて自分から手にして読み出したのは”少年ケニヤ”と言う今で言う”劇画”風な本だった。

オヤジが何かの会合で貰って来た非売品の”平凡社世界文学全集”、これが妙に記憶に残っている。世界で出版されている文学本、クラシックから近代ものまでを網羅した辞書みたいなもので作者、オリジナルが出版された時期、内容が記されていた。これはもう辞書と言うより”文庫”として全ページを貪るように読んでしまった。中学へ入る頃にはもう読み終わっていたがかなり長い間、”ボクの大切な蔵書”として実家にあったのだが、、さて今は何処へ行っちまったのか??

この先生の主義主張を読んでいたらこんな事を思い出していた、、さあ今日は涼しいうちに仕事だぁ~、、。

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