朝起きて外を見回しても、、、う～ん、今日はやけに静かだな、早朝に働きに出る３１号の兄ちゃんの車もあるし、子供を学校へ送る車も訪問者もいない。朝の散歩から帰った家内に聞いたら外の公道も普段のラッシュはなく、交通量もまばらだとか、こりゃひょっとして、”Ekka”（”エッカ”)と呼ばれるクイーンズランド州独自の”農業祭”で休日なんだった。何時も前の晩にテレビのニュースで翌日の天気を確認するのだが昨晩は日本のDVDを見ていてすっかり忘れていた。
この”Ekka"、歴史は古く１８００年の後半から開かれているそうな、、そんな頃にブリスベンはもう存在してた？？正式には”ロイヤル・クイーンズランド・ショー”と呼ばれるようだが短く縮めたとしてもどうして”Ekka"なんだ？
毎年８月の中旬に１０日間に渡って開催され連日４万人からの来客があるとか、、って事は延べ１０日間で４０万人の動員？これはブリスベン市内の人口の半分以上？？
開催される規模はブリスベンが一番大きいのだが広大な州内を周り小都市でも開催される。昔っからの農業州なのでそれこそ裏庭で育てた牛や羊、馬の品評会やペットたちの展示会もある。子供達の一番人気は各種乗り物や食べ物の並ぶ模擬店、、我々がブリスベンへ来た頃は確か一日遊んでも入場料が５ドルとかだったが今や大人が３２ドル、、家族で行ったら大変な事になってしまう。
この期間はもうお祭りモード、学校でも課外授業の一環として先生が引率して行くようだが今日は皆さんご家族でどうぞ、、って事なんだろう。このクイーンズランド州、面積は１７０万平方キロとかで住んでいる住人は５００万人にも満たない、、それって日本と比較すると国土が日本の４.７倍で人口は横浜市と変わらないって事になるのだ。
普段この敷地内から出ない管理人としては想像も出来ない広さだ。オージーたちがリタイア後にはキャンピングカーを牽いて全国を周りたい、”オーストラリア一周が夢さ”と言う御仁にかなりお目に掛かっているしその理由も理解出来る。奥さん方はそれ程でもないようだが、、。
こんな雰囲気の自走式キャンピングカー、これは普段街中や高速道路を走行中でも実に良く見かける。普通の４WD等で牽引する方式のキャンピングカーもあるが全国各地には手軽に停めて何日でも滞在出来る”キャラバンパーク”が点在してるしまさに足の向くまま気の向くままに、、をエンジョイ出来るそうだ、。我が家ではこんな風にキャンピングカーを引っ張って全国行脚は絶対に無理だろう、、コレだけは家内に聞く必要もないかな？？実に夢がないねぇ～、。
っと言うことで今日はもう何もしないでもエッカ～、、。
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