”オールド・シネマ・パラダイス”、、時々新作も

長年”映画と愛猫とオーストラリア”だったが札幌へ軟着陸し愛猫も亡くしこの新タイトルで心機一転だ。

”フォー・クリスマス”(08年)

普段はこの手のコメディは余り見ないのだがクリスマス間際だし朝っぱらから暑くて何処へも行く気分じゃない、、それに昨日はしっかり朝から働いたし今日はもう何もしなくても文句は出るまい、、それに明日の日曜はどっかのおばちゃんが音頭を取って昨年同様にプール周りでパーティをやるとか、、これがまた管理人泣かせなんだ。昨年もそうだったが終わっても誰も後始末なんかしやしない、、ゴミを集めて掃除して床を水洗いしてとそりゃもう余計な仕事を増やしてくれるぜ、、。

その映画、放映時の原題は”Four Holidays"となっていたのだがIMDbで検索すると”Four Christmases"になっている。邦題はと調べるとやっぱり”フォー・クリスマス”だとさ、、全米では08年の公開時に大ヒットしたらしいが日本じゃ劇場スルーで翌年になってやっとDVDが発売されたらしい。でも”Four”を”フォー”としないで欲しい、、それってカタカナで書くと”For”と変わらないじゃないか?あの”ナイト”と同じ状況なんだよ、、”Night”と”Knight"は夜と騎士の違いである、従って全く言わんとする意味が違うのだ。これだけはヤメて欲しい、、。なのでこの邦題だって”四つのクリスマス”と”クリスマスのために”と意味が全く違うのだ、、さあ担当者、どうするん??


イメージ 1他愛ないクリスマスを背景にしたコメディ、、お笑いの要素はふんだんなんだがここまで人間関係がグチャグチャだと日本人にはちょっと許容範囲を超えているかも知れない、、まあアメリカやこのオーストラリアじゃごくアッタリマエの状況なんだと推察されるしそれがヒットした理由なんだろう、。

ブラッドとケイトのカップルは(V・ヴォーンとR・ウィザースプーン)サンフランシスコ暮らし。毎年クリスマスは双方の家族構成が複雑なので二人とも家には帰らず海外へ遊びに行っちゃうのが常、双方の実家でもそれなりに理解している。

それがサンフランシスコの空港へ到着すると生憎の悪天候、霧が濃くて空港は閉鎖状態だ、、二人は航空会社へ掛け合って何とかフィージーまで行こうとするが全くダメ、もう航空会社の問題じゃなくて悪天候の為、閉鎖と言われちゃどうにもならないのだ。そんなでカウンターでやり合っているところをテレビのニュース番組のインタービューを受けてしまう。さあ大変、、双方の家族はその場面を見ているのでクリスマスを家族の元へ行かなけりゃならない、。

そんなでもって夫々の家族でクリスマスを祝うので”4つのクリスマス”と言う題になっている。まずブラッドの家に向かうのだがそこには離婚して寡婦暮らしの父ちゃん、、ロバート・デュバルが住んでいる。クリスマス・プレゼントで父親に送ったサテライト・ディッシュ取り付けで大騒動勃発、。それから今度はケイトの母親を訪ねるのだがママのメアリー・スティーンバージェンカソリック教会の神父さんに入れ込んでいてこれがまた教会で大騒ぎ、、となり次に向かったブラッドのママ宅にはシシー・スペイセクがいるのだがブラッドの高校時代の同級生と同棲中、、最後はケイトの父親宅へ、、ジョン・ヴォイトが登場して来てまた大騒動、。とさっき見たばかりなんだが何がなんだがもう判らなくなっている、、。

こりゃもうこの二人はクリスマスには家族と過ごしたくはないよな、、と妙に納得出来るのだ。両親が両方とも離婚してて子供達もやって来ているからそりゃもうダレがどっちの家族なんだか、、そんなで一日に離婚した夫々の両親を訪ねるのは大変だ。

この時期の定番クリスマス映画はイギリスの”ラブ・アクチュアリー”(03年)、あれは秀作だった。サンクスギビングイースター、それにクリスマスは映画の背景としては取り上げやすいしこれまで秀作も数多く作られている。でもコイツはそうだな~、、クリスマスだからと言って毎回見たくはならないかも、、。

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