”オールド・シネマ・パラダイス”、、時々新作も

長年”映画と愛猫とオーストラリア”だったが札幌へ軟着陸し愛猫も亡くしこの新タイトルで心機一転だ。

情報、ニュースはタダじゃない

そりゃ店頭で新聞を買えば○○○円、”スプリング・センテンス”だって今や400円くらいする、、なので情報、ニュースには値段があるって事は百も承知だ。しかしだ、、ネット経由で普段読んでいる新聞社のページからもうちょっと詳細を、、となると次のページに行くには”通常の月極料金”の他に別途課金される仕組みでそれを払ってないと進めないのである。

これは時代の流れで最近は何処の新聞社でもそうなっている。オーストラリアの大衆紙でさえフロント・ニュースから一歩進んで詳細を読むには”金を払え~!”と表示されるのだ。しかし待てよ、この時代、そんな調子で例えば日本の経済誌も含め4~5誌、オーストラリアの全国とローカル版を何時でも閲覧出来るようにするともう天文学的購買費用がかさんでくるのだ。ちょっと調べたら日本の新聞は月額3000円、それを2誌に限定しても6000円、それプラス豪州新聞も殆んど同じような料金体系となるとネット接続費を大きく上回ってしまうのだ。こりゃ幾ら何でも作家殿や仕事で必要な御仁じゃない限り絶対に無理だろう。

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このネット環境、加齢と共に印刷された新聞を広げて読むより指先だけで読みたい箇所が検索出来るし字も大きくなるし手はインクで汚れないし、古新聞としてゴミは増えないし圧倒的にジジイ向けなのである。なのでもう我が家ではかなり以前から印刷された新聞は一切買いに行かないのだ。でもじゃあ此処から先は”金を払え!”と言われるとスゴスゴ引き下がってしまう。

こうなると読んで自分のアタマに入力される情報はかなり限定されてくると言う事にもなるのだ。それで”何が悪い”、、イヤ普段の生活に何ら支障はないのだが。

オーストラリアではもう長いことテレビはFOXにお世話になっているし映画は勿論、各国のニュースも殆んどこれで間に合う。それにしても毎月100ドルからの視聴料を払っているのだ。有料なくせに最近CMがスゴい事になっている、、CNNのニュースでさえCM、CM、、、CM、ニュース、CM、CMと言う有様、これじゃオレの払っている視聴料は何処へ行っているんだ?と思わず気色ばむ。スポーツ番組の中継にしたってもう殆んどがCM、、CMの間にちょこっと競技を見せて貰っていると言っても過言ではない。

日本の唯一のNHKにせよ(流石に途中にCMは入らない)次の番組に移動する際は最低5分のCMだ、、このFOXとは別にNHKでは個人宅にサテライトを設置させ別料金で契約、日本で流す番組をそのまま放映している。これはサービスとしては素晴らしいものがある、、特に年配者で日本語じゃないと、、なんて場合はもうこれは神様が舞い降りたみたいでこれが無けりゃ一日が始まらないし終わらない。ところが最近は放映権の都合なのだが高校生の競技でもNHKが放映権を取得していない番組のニュース、結果は一切動画を見せてくれないのだ。画面には”放映権の制約により動画は表示出来ません”と出るだけ。コレには一番、アタマにきのこだ。

しっかり視聴料を取り、サテライトやデコーダーも設置させて置きながら肝心のスポーツ等の結果を見せないとは、、、現在海外に居住している日本人は100万人程度いる。そのうち時差の影響を大きく受けない国々に住みNHKと契約し高額料金を徴収されている日本人が果たして何人いるんだ?ワタシがざっと計算してもその数は10万人もいないハズ、、それを著作権を盾に一切放映しない姿勢は何とかならんのか?規則を破ってまで放映しろとは言わない、十年一日が如く視聴者に”スイマセン、ご覧頂けません”と謝る前にちゃんと法的整備をして僅か8~10万人程度の同胞が喜んで見れる環境を整えないのが怠慢だ。もうかれこれ10年以上、同じ対応である。ネットやYoutube検索でちゃんと判る時代にである、、これはもうそんなに知りたけりゃそっちでどうぞ、、と言っている気がするのだ。

そうは言いつつ今日も暑い、、明日はいよいよ36度の大台とか、、昨日ちょっと涼しかった時間にやる事はすべて終わっている、、ヤシの木刈りにプールやトイレ周りの掃除。それでもやれシャワーの水が出ない、エアコンが作動しない、、すぐにブレーカーのスイッチが落ちる、、と休む暇もなく大奮闘が続いているのだ。さあこれからエアコン業者だぁ~、、”槍でも鉄砲でも持って来い!”の心境だ。


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