”オールド・シネマ・パラダイス”、、時々新作も

長年”映画と愛猫とオーストラリア”だったが札幌へ軟着陸し愛猫も亡くしこの新タイトルで心機一転だ。

”私立探偵ストライク、カッコウの叫び声”(17年)

8月にスターチャンネルで放映されたこの”私立探偵”ドラマ、今度はJ:Comで有料配信された。合計7本あって最初が”カッコウの叫び声”(三部作)、雪の中外へは一切出掛けずに昼から一挙に3作を見終わった。

イギリスのBBCが制作しているが17年にシーズン1の3本が放映されその後順次4本が放映、来年はシーズン3として複数が継続されるらしい。やはり待った甲斐のある海外ミステリードラマに仕上がっていた。

出だしはイギリスの有名なスーパーモデル、ちやほやされクラブから帰宅、そして玄関にドアベル、、対応するのだが何やら不安そうな顔つきだ。そしてカメラが一転、雪の舗道にうつ伏せに倒れ死んでいる場面、、。もうのっけからソファに乗り出す演出だなぁ~、、。そして今度は若い女性がスマホ頼りに下町の事務所だか住居だか判らない雑居ビルの階段を上がって行く。ところが部屋の中からは男女が罵り合う罵声とモノが飛び散る物音がしている。そして主演のコーモラン・ストライクの登場だ。

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若い女性は派遣会社からやって来たアルバイトでロビンと言う。それをストライクに言うが彼が派遣元へキャンセルをし忘れた様子、今更キャンセルは出来ませんよ、、とロビン、それで取り合えず事務所の掃除と整理を、、。

そんな感じでこれはアメリカの探偵ものとは大きく違う設定だった。でも主人公は飲んべいで先の大声でのやり取りは奥さんと大立ち回りで出て行った後、、しかも喫煙者だし設定は何処も一緒か?

そんなで散らかっている事務所へストライクの知人だよ、、っと依頼人がやって来る、、その男、先の舗道に倒れていたスーパーモデルの兄貴、警察じゃとっくに自殺として処理されているんだがどうも不審な点が多く納得出来ないので調査を依頼したくて来たようだ。

案の定、派手なアクションや撃ち合いは一切ない、ひたすら関係者に会い各自の話を繋ぎ合せて核心へと迫っていく、、と言うまさに脚本で見せる犯罪ドラマだった。やはりこれは待ちに待ったストライクなドラマじゃないか、、。見ているうちに主演のストライクを演じているトム・バーク、そしてロビンを演じているホリデイ・グレインジャーに100%魅せられてしまった。

ロンドンの下町が舞台、近所のパブでストライクが飲むシーンも沢山あるし田園風景が広がるデイボンシャーとかも出て来る。もう観光気分で連れて行って貰う感じもあるのだが結構あちらも寒そうだ、冬場の設定だがこれじゃロンドンっ子がブリスベンへやって来ると我々には寒く感じる季節でもみなさんへっちゃらだった、。

そしてこれは極上のドラマでした、、残りは4本ある。7本全部まとめて視聴するとお得な料金体系とかで1600円になるそうな。最初は判らないので一本290円を払ったが残りはこれでゆっくり見れるぞ。