”オールド・シネマ・パラダイス”、、時々新作も

長年”映画と愛猫とオーストラリア”だったが札幌へ軟着陸し愛猫も亡くしこの新タイトルで心機一転だ。

”ジョイ”(15年)

原題は”Joy"、、ジョイ・マンガーノと言う実在の人物でこの映画の主人公の名前である。そして主演は今や人気の頂点にいるジェニファー・ローレンス、そして彼女のパパにロバート・デ・ニーロ、それにブラッドリー・クーパーも配役されているのだが日本では劇場公開には至らずいきなりDVDデビューだったらしい。

イメージ 1こんな配役でお話は事実に基づくものでも配給元は日本での公開は収益が見込めないと思ったんだろうか?ちょっと残念だな。

映画の背景は89年、アメリカの東部、ジョイはシングルマザーで子供二人を抱え航空会社のカウンターで働いている。その家族構成がちょっと複雑で父のルディ(R・デニーロ)も離婚歴があり違う母の妹がいる。そして実母や祖母も同居中、更には別れた元夫のトニー(エドガー・ラミレス)まで地下室に暮らしているのだ、。

家族一同の面倒を見るために懸命に働いていたが、その暮らしはお世辞にも良いものとは言えなかった。そんなある日、割れたグラスの掃除に使ったモップを絞ろうとして手を怪我したジョイは、触らずに絞ることが出来るモップのアイデアを思いつく。

早速ジョイは父親の恋人に投資を頼み、父親の工場でモップを生産するが、誰も彼女の発明品には見向きもしなかった。落胆するジョイだったが、ふとしたきっかけでショッピングチャンネル「QVC」のニール・ウォーカー(B・クーパー)と知り合い、ついに彼女の発明品が番組で紹介されることとなる。ジョイはこれでようやく成功を手にしたかのように思えたのだが、彼女が乗り越えなければ試練はまだ数多く存在した。     by ウィキ

と言う町の発明家のお話なんだが最初は誰が誰でどんな関係なのかを追うのが精一杯、当時のテレビショッピングってこんなだったんだ、、と思わせるシーンやテレビを見て視聴者がガンガン電話を掛けてくる実態はなる程こう言う事だったのか?と説得力あった。恐らくジャパネットのタカタ社長の妙に不思議なアクセントに引き寄せられて思わず電話をしてしまうのと同じ構図か??

本国ではそこそこに評価も高いしロバート・デニーロも主役とはいかないがそこそこに出番も多くジョイのパパとして最初のサンプル・モップを自分の車の整備工場で作ったり、デート・クラブで知り合った金持ちの未亡人に出資を頼んだりと大忙しだ。ブラッドリー・クーパーはショッピング・チャンネルの現場責任者だがそんなに出番は多くなく最後は何となくジョイとの関係がイマイチの描き方だった。

そう言えばこの映画の主演でジェニファー・ローレンスは昨年のオスカーにもノミネートされていたんじゃなかったか?

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