”オールド・シネマ・パラダイス”、、時々新作も

長年”映画と愛猫とオーストラリア”だったが札幌へ軟着陸し愛猫も亡くしこの新タイトルで心機一転だ。

”キング・オブ・エジプト”(16年)

この古代ファンタジー映画、原題は”Gods Of Egypt"、、エジプトの神々、、だとばかり思ってたら邦題はナンと”キング・オブ・エジプト”になっている。否応なしにカタカナ化するのには目を瞑るとしてもこれじゃ”神様”が”王様”と同意語に、、随分と罰当たりな邦題じゃないかい??


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資本はハリウッドで複数の制作会社が分担してるんだが実際の撮影は全編このオーストラリアで行われたのであります。撮影クルーは総勢200人の大所帯、それが14年にシドニーのスタジオを皮切りに撮影開始、メルボルン近郊などで多少ロケはあったもののほぼ全編はCG,CG、、これでもかっ~、、と言うくらいにCGとブルースクリーンのオンパレードであります。

オーストラリアで撮影する上でのメリットはその制作費、人件費がアメリカ国内より安い、とは言われるが実際はその逆かも知れない。但しオーストラリアではショバ代の提供や各種税法上の特典が付くのでどちらさんもその恩恵に肖りたくてやって来るそうな、。通常は3ヶ月程度の撮影期間、主演陣は拘束期間が短ければ短い程良い、っで皆さん何とかこれを3週間程度に抑えたい。そして編集、これが結構大変な作業らしい。映画が成功するかの可否はこの”切って貼った”の作業に掛かっていると言っても過言ではないそうな、。

近年オーストラリア映画産業では優秀なスタッフが育ち、(グラフィック系が中心らしい)アメリカ国内の下請け業者と遜色がないくらいだとか、。それがFOX系のスタジオに集まるしゴールドコーストにはワーナーのムービーワールド内に立派なセットや常設スタジオがあるので機材は現地調達、それにオーストラリア国内での映画製作が下降気味で仕事に溢れた人材まで確保出来るとなれば遥々やって来るのも悪くない、と言う図式らしいのだ。これは過去の情報番組からの受け売り。

まあ今年になってトランプさんが”アメリカ第一主義じゃぁ~”などと言っているし将来的には海外での撮影に支障を来す可能性は大ありだ。この手のブロックバスター映画だとその制作費は100億円を楽に越すので何れ槍玉にあがるような気がする、。

人間と神が共存していた古代エジプトで、人々は天空の神ホルス(ニコライ・コスター=ワルドー)から王座を奪った砂漠の神セト(ジェラルド・バトラー)の圧政に悩まされていた。そんな中、良心ある神々は、暴君セトに反逆を試みる。ある日、セトの神殿の宝物庫に侵入した盗賊ベック(ブレントン・スウェイツ)は、キラキラと光る球体を奪うが……。 Yahooさんから拝借

もうハッキリ言ってジジイにはストーリーは追えない、、何せ”神様”、イヤ”王様”同士の闘いなんだからナニをやってもどっちも死ぬまい。そう思うと何となく白々しいのだ、これはやはりオーストラリアで撮影されている”トンカチ男”、クリス・ヘムズワース扮する”マイティ・ソー”シリーズと同じで神様同士の対決じゃ勝負はつかないんじゃなかろうか?

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