昨日は午後になっていきなり待ちに待った賃貸希望者から電話が、、すわっ、こりゃ9回裏のサヨナラホームランか??と色めき立ったのだが無情にもボールは外野のポールを掠めてファウルだよ、、、実に残念ショーだった、。夫婦と娘が一人とかで絶好なんだがどうもカミさんが気に入らないようだ、、最近はものの5分も観察しているとどういう結末になるか判って来た。まあ気を取り直すか、、。
これはもう何回見たか、、ジョージ・クルーニー主演の”マイレージ・マイ・ライフ”(09年)、原題が”Up In The Air”で”大空にて、、”みたいなもんだが実に邦題は内容を的確に表現しててクリーン・ヒットな邦題じゃないか?
ジョージはそっちのけでアレックスを演じたヴェラ・ファーミガの”妖艶”と言うか実に魅力的なあの雰囲気が忘れられない。
この映画でライアン(G・クルーニー)が愛用している機内持ち込み用の小型のスーツケース、ワタシも何時もこれいっちょで何処へでも行ける。2週間以上でもOK,寒冷地に行く場合は手にコートを持つがこれだけでスーツも入るし着替えから諸々の身の回り品は全部収まるのだ。ところが今度は、、まあ予想はしていたのだが振り向くと、、;
こんなヤツが2個、それにこんなのまであるよ。確かに預けられる荷物は二人で各30キロとか言われているしそんなに沢山にはならないとは思うのだが、、でも帰路は満タンになるんだろうか?
男の場合は下着類、それに換えのシャツやスラックス、、靴も入れたって大した量にはならないましてや宿泊先がコンドミニアムなので洗濯機&乾燥機は常備されているのだ、、お土産で何かを買うにせよ滞在中は殆んどが腹の中に収まるハズだし”残る物”はなるべく増やしたくないのだ。
そんな事を思いながら次に見たのが”ファミリー・ツリー”(11年)、此方は原題が”The Descendants"で”末裔”とか”家系”を指す言葉なんだがこれも実にタイムリーな邦題だ。同じジョージ・クルーニー主演でハワイを舞台にした現代苦悩劇。
ハワイ在住の弁護士、マット・キング(G・クルーニー)は妻がスピードボートで沖に出て事故に遭遇、回復の見込みのない状態になってしまった。
長年この地で結婚生活を送り女の子二人にも恵まれ何不自由しない生活をしていたのだが突然の悲報に途方に暮れる。しかも間の悪いことに妻は不倫中で離婚を考えていたそうな、、。
そんな展開でマットの苦悩する姿、子供二人を抱えてどうやって折り合いを付けるのか、、ハワイを舞台に実に興味深い映画でしかも5部門でオスカーにもノミネートされたこれまた秀作クンである。
ハワイを舞台にした映画はこれまで数多く制作されている。エルヴィス・プレスリーの他愛ないミュージカルでも61年に公開された”ブルー・ハワイ”や66年の”ハワイアン・パラダイス”は断トツで出来も良いし当時やっと日本でもハワイ解禁、と言うか手軽に行けるようになった時期に重なって完全にガイドブック的映画として受け入れられていた。
そのハワイ、、事前に手配して全ては準備しているのだが、、この新規募集のテナントだけが決まらない。今日と明日でナンとかならんだろうか??明日決まればまさに9回裏の大逆転になるのだが、、カメハメハ大王サマ、うちの”ファミリー・ツリー”合流の会なんですから何とかしてくれませんかね??
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓