”オールド・シネマ・パラダイス”、、時々新作も

長年”映画と愛猫とオーストラリア”だったが札幌へ軟着陸し愛猫も亡くしこの新タイトルで心機一転だ。

ハワイを舞台にした秀作たち

どうも最近はハワイを舞台にした映画が制作されていないのか、、オレが知らないだけなのか??テレビ・シリーズには”Hawaii FiveーO”(新旧)とか”Magnum PI"とかあったのだが、、覚えている作品はどれも60年代に作られた古いものばかりだ。

この”ダイアモンド・ヘッド”(62年)はチャールトン・ヘストン、イベット・ミミュー、それにジョージ・チャキリスなどが主演した大農場主とその一家を描いた物語でやけに印象に残っている。カウワイ島の農場が舞台だがハワイ島にあるマウレラニ・ホテルがロケ地として使われていた。

イメージ 1確かチャールトン・ヘストンが大地主、妹がイベット・ミミュー、、その妹が大学を出てハワイへ帰ってくるのだが使用人のジョージ・チャキリスと恋に落ちる、、と言う設定だった気がする。雄大なハワイを背景に強くて独裁的なチャールトン・ヘストンとその一家が描かれていた。版権のせいなのかテレビではこの映画、とんと見かけない、、うん十年振りに見たらどんな印象を受けるやら、。

イメージ 2そして此方はその名の通り”ハワイ”(66年)。主演はジュリー・アンドリュースにマックス・ヴォン・シドー、、それにリチャード・ハリスジーン・ハックマン、監督はジョージ・ロイ・ヒルでベストセラーの原作を書いたのがジェームス・ミッチナーとくればやはりハワイの代表格の映画だろう。19世紀の初頭、宣教師とその新妻としてハワイへやって来た二人、マックス&ジュリーは現地の悪癖や古い風習を改善すべく毎日努力の連続、そして信仰心を島の住民に教える事も重要な任務だ。

そのジェルーシャ(J・アンドリュース)には以前、許嫁がいたのだがそのリチャード・ハリスがある日船長として港へ着く、、、そこから始まる愛憎劇なんだが、、。物語はかなり複雑、原作が膨大な長さだったのでそれを3時間に収めるのは至難の業だった気がする、、。時代も大きく変化し、ジェルーシャの息子や娘が成長した姿で出て来る、これも何故かテレビ放映がなされずこの66年に劇場公開へ行って以来、見てないって事になる。なのでもうすっかり内容は忘れちまってるのだが、、。

そして真打はこれだ、、、毎度まいどのお出ましましだがハワイと言えばこの映画、この映画と言えばハワイ、、、語らないわけにはいかない。

イメージ 3

地上より永遠に”(53年)である。コレだけはモノクロ画面、ハワイの派手さや観光名所が出て来る訳でもなし、至って地味な映画なんであるが、、現に何度となく映画化もされミュージカルにもなっている、、って事は別に舞台がハワイである必要もないのだが、、どうしてもハワイとなるとこの映画に落ち着いてしまう。どんな背景、舞台よりもやはり映画はその内容と言うことか??まあ毎年一度は見ているので印象も新鮮って事にもなるのだが、、とまあそんな訳で今回の映画で”見渡すハワイ・シリーズ”を終了です。


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