”オールド・シネマ・パラダイス”、、時々新作も

長年”映画と愛猫とオーストラリア”だったが札幌へ軟着陸し愛猫も亡くしこの新タイトルで心機一転だ。

理由ある反抗

この問題が収まらない。うちと同じ形態で建設されたお隣の”トスカニー・ヴィラ”と言う集合住宅、うちの32軒に対し向こうは36軒とか、でもうちより5~6年は古いのだ。そしてその境界線にある”フェンス”、これが全長200mあるがかなりの箇所で老朽化が激しく昨年その半分を取り替えたのだ。

双方で総額を折半すると合意して業者に委託、工事はもうとっくに終わっているのだが何と境界線を向こう側に20cm程押し込んで建てられてしまったのだ。まあ双方の管理人の監督、指示が悪かったと言われればもう”スイマセンでした”状態なのだが業者もあんまりだよ、ナンで向こうの敷地へはみ出して新しく塀を建てるかな??

そしてその続編がいま大問題になっている。今年は残りの半分を建て直す予定でいたのだがなかなか良い業者が見つからないのだ。そりゃ野原に何もない敷地にフェンスを建てると言えば何処の業者もすっ飛んでくる。しかし既存の開発済みの集合住宅で狭い裏庭へ入り込みガンガン、ドンドンやるのは誰だってやりたがらないのだ。

イメージ 1

トスカニー側では昨年施工した業者を簡易裁判で訴えたりやっていたが結局それでも”業者へは支払いをしなさい”との判決が出てしかも約40mに渡り15~20cm程度の敷地を我々の方へ譲渡したようになっている。

そして昨日は向こう側の管理組合諸氏総勢7人と彼らの管理人に組合の管理をしている業者から代表者一名が参加、こっちは管理組合の理事長とワタシ、、それに同じく管理組合の代表一名の合計3名で対決となったのです。

早い話、今回は間違いなく敷地線上に建て替える、と言う事なんだが6件の業者から貰った見積もりが余りに高額なので対抗手段として我々が入手した別の業者を使います、、と言ったのだがその金額が先方が提示した額の半分以下。トスカニー側では”本当にそんな金額で出来るのかい?”と言う疑心暗鬼が根っこにある。

まあ此方じゃちゃんと建て直す箇所を示し、長さも計測し今度は100mとはじき出してある。更に業者からは詳細の手順を入手しトスカニー側が入手した見積額の半分以下の費用で建て直すと言うのだが、あっちの7人は納得出来てないのだ。

午後も遅くなって全員が集合、100mの箇所を全部見て回る、、当然裏庭に面している箇所もありうちの側は5、7、9、10号と4軒の裏庭も検証する事に、。あっちも同様に3軒だかの裏庭へ入る事になるようだ、。

人が多くなると時間も余計に掛かる、、これは古今東西何処でも同じだが夫々がああだこうだ、、と言い張り終わったらもう6時になるところだった。要点は”じゃあ我々が提示した安い金額でやりましょう”となったのだが一部手直しをして低い土地に建てる塀は建て増ししてもっと背を高くする、それとフェンスの土台にある台座も腐ってきている箇所を更に検証し必要なら取り替えると言う事で手打ちになった。

出来上がる頃はオレはもういないぜ、、とは誰にも言ってないのだがそん時は後任者頼むでぇ~、、。